本日、わが家は祇園の拝み屋さん③巻の原稿、
校了いたしました!
ヾ(*´▽`*)ノ
すごい付箋の数ですよね。
最後のチェックは、担当さんと付箋の箇所にして電話で確認なのです。
私、最後に原稿を声に出して読むんですが、声に出して読むことで、
「ここが読みにくい」とか「ここが突っかかる」というのが出てくるので、そこを修正したりしてます。
ちなみに声に出して読むというのは、なかなかの地獄ですが(笑)
花嵐ガールでお世話になった主婦の友社の編集Kさんにそうするよう指示を受けたもので、その教えを今も守っております。
Kさんは本当に、きめ細かな方で、
例えばラーメンを食べているシーンがあれば、
「このラーメンの味は何味ですか!?トッピングは?」
と突っ込まれて驚いたり、
暴走族が登場でもしようものなら、
「この暴走族の組織図を作成して、提出してください」(作中には登場しません)
と指示されたり、さらには、
「キャラの家族構成、過去、そういう性格になった理由なども作って提出してください」
という指示も。
ようやく原稿が仕上がった!と思った時に
「では、最初から最後まで声に出して読んでください」
鬼ですか?
と、その時は思いましたが、笑
(いや、口にもしました、笑)
しかしK氏に教わったことは、その後すごく役に立っておりまして、脱稿前に原稿を読み上げながら、K氏を思い出して、感謝している私です。
(もちろん、今の編集様にもたくさんのことを教わっておりまして、感謝しております✨)
ちなみにK氏は今、WEBコミックサイト
コミカワを担当されております。
キャラの設定といえば、
「どうして葵ちゃんの出身が大宮なのでしょうか?」
という質問を受けまして、
この質問、何度かされているので、この場を借りて回答させていただきたいと思います(*^^*)
葵は、『誰もが共感しやすい普通の環境の女子高生』という設定にしたかったんです。
北海道出身で、その後、全国を転々とした元転勤族の私にとって、
都内在住の女子高生とは、やはり『都会の子!』というイメージで、共感しにくかったわけです。
となると、東京近郊が良く、なるべく方言が目立たないところが良いと思いました。
そこで、候補に上がったのが、千葉県の柏、松戸、埼玉の大宮。
その中で、友達が数人、大宮に住んでまして、身近に感じていたことから、大宮に決めたというわけです(*´▽`*)
(ええ、たいした理由ではないのですが、笑)
話を戻しまして、
本日校了した拝み屋さん③は、
来月9/24発売予定です✨
どうぞよろしくお願いいたします
m(__)m