4月から保育園に通い始めた息子は、微熱、鼻水を含めると、いつもどこかを患っている… 気がします。

かかりつけの小児科の先生は、「保育園に通い始めたら、たーくさん病気するからね。覚悟しておきなさい」と確かに言っていました。もらってくる病気が多くなると理解していたつもりだったけれど、まだ、どこが痛いとも、何をして欲しいとも言えない1歳児の病気と付き合うのは母にとって大変な苦労です。なにより、辛そうな息子の姿を見るのが一番辛い。

息子は生後8ヶ月で人生初の風邪をひき、人生初の鼻づまりに。鼻がダメなら口呼吸をすればいいと分からないし、教えてあげられない。呼吸が出来なくてパニックになった息子をみて血が引いたのと同じくらいの事件が起こりました。

1歳2ヶ月になる息子を初めて救急センターへ連れて行きました。

数日前から咳がよくでるな、と思っていました。でも熱もないし機嫌も良好。様子を見ることに。

金曜日の夜。息子は常々寝相が悪く、枕に足を置いて顔だけに布団をかぶった状態で朝を迎えることもしばしば。それにしても、夜中に何度も目を閉じたまま、起きあがっては違う方向に倒れる行動を繰り返すので「いつもと違う…」と思い始めました。

この「いつもと違う」の状態のうちに、土曜日の朝に受診するべきでした。

咳は多いものの熱はないし、いたって元気。食欲もあるし、大丈夫だろうと思ってしまいました。

土曜の夜、いつも通り夕食を食べ、お風呂に入れて、9時にはベッドに。ところが、11時過ぎに突然発作的に咳こみ始め、本人も驚いたのでしょう、泣きわめきました。咳が出るのに泣いていては呼吸がうまくできないし、鼻も詰まってきて苦しくなるばかり。水で喉を潤して咳を沈めようと思ったけれど、受け付けてくれない。ミルクを作ったら飲んでくれ、咳も少し収まったものの、次の発作的な咳で全部吐いてしまい、そのことに驚いてさらに激しく泣き始めると、今度は体が硬直したようになりました。こわくなったので、すぐ救急病院へ。

息子を車に乗せて、あれこれと持ち物の確認をしている間に症状が全くなくなり、本人もけろり。こんな状態で救急病院に行ったら迷惑よね、と話しつつ車で5分ほどのところにある24時間救急センターへ。

診察時にも咳はおさまっていたので、どんな咳ですか?と聞かれてもうまく説明できませんでした。私の困惑を察したかのように、息子が2回ほど咳をすると、医師はすぐに「これはクループですね」と即断しました。

病院での処置は吸引。腫れを引かせる飲み薬を1回分、咳止めと炎症止めの粉薬を一日分もらい、部屋の加湿を心がけることと、寝るときは立て抱きにしたり、クッションを使って上半身を高く保つようにと言われました。

クループに関する説明はネットでいくつも見つけることができますし、育児書をちゃんと読んでいるお母さんなら必ず知っているような、3歳以下の子供によくある「気をつけるべき」病気の一つだそうです。

でも、本で読んでいて知識はあっても、そのクループに特徴的な咳を判断するのは素人には難しいと思います。それよりも、お母さんだから気づける「いつもと違う」の感覚の方がずっと大切なのではないかと思いました。自分の「気づき」をすぐに活かせなかった後悔と、そのせいで息子に辛い思いをさせてしまった反省でいっぱいです。