2週間…。
毎日流れる震災、原発のニュース。
今日12歳の娘を毎日探してる母親の姿を見た。
行方不明の娘のニット帽をかぶって。
わずかな期待を胸に必死に探していた。
現実を認めたくない。
泣きながら母親は言っていた。卒業を目の前にいなくなった我が子。
誰も責める事の出来ない、いたたまれない気持ち。
まだ見つかっていない方々が沢山いる。
いつまで続くか分からない避難生活。
若い人が沢山亡くなったのに…。
助かった老人が言っていた。
助かっても苦しんでる。それに気づいた時、涙がでた。
希望も期待もまだ抱けないかもしれない。けど必ず、必ず元の生活に戻れる日が来る。
だってまだ見つかった方だっている。だからわずかかもしれないけど
希望を捨てずに、生きてほしい。
原発だって、誰も悪くない。
でも現場では、自分が被害を浴びながらも、なんとか立て直そうとしてくれている。
今日被ばくして運ばれた2人だって、夢中で仕事をした結果だと思う。
現状は厳しくてどうなってるのか私には分からない。
でも現場で自分が犠牲になってでも必死に戦ってくれてる方を思うと、
本当に一日でも早く…との思いでいっぱいだ。
そして水の問題。
せっかく未来を抱えて生まれて来た赤ちゃんや幼児にきちんと安全な水が確保されて欲しい。
親は自分より何より子供の為に必死でミネラルウォーターを探してる。
今買占めが問題になってるけど、その買占めが物資支援のためや、
本当に子供のための思いやりなら、いいと思う。
自分の身を守ろうとするための行為じゃなきゃ…。
今日本は本当に危ない所まできているのかもしれない。
でも神様は私たちに、本当はなにが大切なのかを学ぶチャンスを与えてくれてるんだと思う。
みんなを思いやる心、苦しみを分かち合う心。
自分のためじゃなく、他人の為に何が出来るか考える時間。
今こうして生きていられる事えの感謝。
当たり前なんてなくて、自分に関わってるものはすべて
自分が成長するために必要なものなんだ。
それも与えられてる事に気づく。感謝。
こんなに苦しまないと人は変われないのかもしれない。
すごく悲しいことだけど、今この現実をどう考えどう乗り越えようとするか
私たちは試されてるような気がする。
自分が出来ることはわずかかもしれないけど、それを続けていこう。
かならずまた笑顔がいっぱいの日本に戻るんだ!!
みんなの力で!!!!!