私が数年前から好きな作家さん、有川浩さん。人気作家です。
その名を世に知らしめた代表作といえば、図書館戦争 シリーズ。映画にもなりました。(アニメ・実写版)
最初にこの作家の存在を知ったのは、あるインタビュー番組。
ふーん、有川浩?知らないなぁ。
図書館戦争?なんか、小学校の図書室に、チョコレート戦争って本があったけどその仲間?
などと、考えておりました(^_^;)
でもなんとなく気になって、図書館で借りようと思ったら、
予約数がハンパない!!
これは、すごい本ではないか・・・・と思いました。
そこから、私の有川浩熱は加速していくのです。
今まで、読んだ有川作品をざっとご紹介します。
★図書館戦争シリーズ 全6巻
自衛隊三部作 「空の中」「海の中」「塩の街」
自衛隊胸キュン系 「ラブコメ今昔」「クジラの彼」
★「阪急電車」
★「三匹のおっさん」「続 三匹のおっさん」
★「空飛ぶ広報室」
「キケン」
「シアター1・2」
★「県庁おもてなし課」
「ヒアカムズザサン」
「旅猫リポート」
上記のものは、辛抱強く図書館で借りて読みました。
そして買ったものはこれだけです。
「植物図鑑」
「レインツリーの国」
★マークの付いているものは、映像化されたものです。(読んではいませんが、「フリーター家を買う」「キャロリング」も含む)」
有川作品はドラマ、映画、アニメにされることがとても多いです。
その理由を、私なりに考えたのですが、それは、
・登場人物が個性豊かで、魅力的、いわゆるキャラ立ちしている!
・セリフがいけている、そのままセリフとして使える!
からではないかと思います。
有川作品の登場人物、友達になりたい人、彼氏にしたい人、上司にしたい人、
本当に魅力的な人物ばかりで。
そして、彼らの会話、こんな気の利いた一言を言えたらいいのに、というセリフばかりなんです。
こんな作品を書いている有川浩さんは、どれだけイカした方なんだろう思いますが、本当に素敵な方だなぁと、テレビ出演時や、あとがきのエピソードなどから伺えます。
そして、有川作品の特徴として、
・自衛隊が舞台
・ベタ甘なラブストーリー
・親子の確執(とくに母と子)
がテーマな作品が多いです。
でも、どの作品にも共通するのは、読後、暗い気持ちには決してならないこと。
魂が洗われるような、あたたかい気持ちにさせてもらえます。家族、恋っていいなあと思わせてくれます。前向きになれます。
お気に入りの作品について、かなりざっくりと。
・図書館戦争 シリーズ
近未来、言論・表現の自由を守るため、図書隊とメディア良化隊の戦いを描いた話。
しかし、恋の話もだいぶメイン。上司と部下の恋愛模様に胸が高鳴ること必至。ツンデレ最高。周りのキャラクターの恋の行方にも目が離せません。
アニメ、映画、ともに作品のイメージを崩すことなく、大成功だと私は思いました。
・ラブコメ今昔
自衛隊が舞台。実際に取材したことを参考に、自衛隊の方たちの恋愛や結婚のお話が。
自衛隊のイメージが変わった一冊。
・空飛ぶ広報室
ドラマも良かったです。航空自衛隊の元ブルーインパルスの花形パイロットが、空自の広報室に赴任し、葛藤、成長していくストーリー。
この作品、ドラマの影響で、航空祭に行かれた方は数知れず。私もその一人。ミーハー(笑)
・植物図鑑
一番好きな作品かもしれません。
二人の男女と、草花のラブストーリー。彼が取ってきて作る、野草や山菜のお料理が、本当においしそうです。この作品の影響で、私もポータブル植物図鑑を買ってしまいました。この彼役の樹くん、有川作品で最もタイプな男性です。
・旅猫リポート
最近読んだ作品です。猫と飼い主のお話。猫目線でも描かれていて、猫が好きな方は、そうそう!って、うなずきながら読めそうです。感動の一作。
以上、熱すぎる、有川作品レポートでした。好き過ぎて、長くなり、すみません(^^;;