今日もご訪問くださるみなさま
いつもありがとうございます。
先日からスタートした私の『キャリアの棚卸』シリーズ。
今日はその続き②となります。ご興味のある方にご覧いただけますと幸いです。
キャリアアップを目指す中で様々な試験や資格にチャレンジしてきましたが、
何故その試験や資格にチャレンジしようとしたのか?
試験合格・資格取得後にそれらをキャリアにどのように活かしたのか?
を中心に書かせて頂きたいと思います。
他の人が持っていないスキルが欲しい!
日本語ワープロ技能検定2級・一太郎インストラクタ認定
[取得時期]1995年7月(ワープロ検定)・1996年4月(一太郎インストラクタ認定)
↓まずは今日のお写真をご覧になって笑ってやってください!
↑バブリーな太い眉毛に口紅の色(ちょっとわかりにくいんですが、紫がかったピンク)
髪の毛もゴージャスに巻髪でジャケットも肩パット入ってるぅ~。
ある意味とっても貴重?なので、話のネタに名刺入れに密かに入れています。
一太郎インストラクタ試験に合格したのは1996年3月でしたが、
登録申請をして登録証の発行が1996年4月です。
インストラクタ認定試験の前に「一太郎検定1級」や「ワープロ検定2級」の受験して
合格したのですが、これらも合格証書が見当たらない・・・・
結婚して退職⇒大阪から東京への引っ越しの際に無くしてしまったんだと思います。
(英検2級もコピーしか残ってないし・・・)
今でこそ色んなパソコンの資格や試験がありますが、
当時はまだ少なくて通っていたスクールで先生に勧められるがまま?にこれらの試験に臨みました。
今ではオフィス内の事務職で活躍できるパソコンスキルの証明には
WordやExcel 等のスキルを証明する MOS が有名ですね。
きっかけ:ある冊子の記事を読んで
当時ホテルでは宿泊されたお客様に読んで頂く為の冊子を発行されており、
もちろん従業員である私もその冊子を読むことができるのでいつも内容を楽しんでいました。
その中でホテルのコンシェルジュがどのようなサービスをされているかを
紹介されている記事を目にしたのです。
その記事ではお客様のビジネス文書をワープロで作成してお手伝いすることが書かれており、
『これだぁ!!』ってビビッと感じたのです。(←こんな所がB型の特徴?)
ワープロやパソコンを使いこなせるようになったら・・・
他の人が持っていないスキルを身に着けたら異動できるかも?って考えたのです。
(勤務しているホテルのスタッフの中では、パソコンスキルを持っている人がいないのでは?と思いました。)
1994年はパソコンのOSであるWindows95の発売前でしたから、
真っ黒い画面にキーボードから難しい英語のような文字を打ち込んで作業するのがメイン。
PCにマウスがついていない時代でしたからね。
パソコンを使える人ってほとんどいなかったのです。
また、フロントの側を通った時にフロントのスタッフがキーボードで宿泊手続きの情報等を
コンピュータにインプットしている姿を見て
『キーボードをスマートに打てないとフロントが務まらないのでは?』と考えるように・・・。
・・・と決まったら即行動!パソコンスクール等の情報を色々集めることにし、
不規則な勤務の中でも集中して早くスキルを身に着けることができそうなスクールを
探して私にベストなスクールを見つけることができたのです。
勉強方法・勉強期間等
自宅から5分圏内の所にパソコンスクールがあり、
しかもほぼマンツーマンで指導を頂ける所だったので
休みの日はもちろん、出勤前や仕事終わりの後もパソコンスクールに足を運びました。
(回数や時間に制限がなく、月謝制でお値段も月に10,000円程度でした。)
スクールで習っていたのは、一太郎というワープロソフトとLotus1-2-3という表計算ソフトです。
今は文書作成ソフトはWord、表計算ソフトはExcelが世の中で使用されていますが、
当時はまだ別のソフトも使用されていました。特に一太郎というソフトは日本の会社(徳島県の会社)が
製造されていたので、官公庁等で使用されており需要が多くあったのです。
まずはワープロ検定2級、そして実は「一太郎検定」というワープロ検定に近いけど、
一太郎を使用して文書作成をする能力をはかる検定があり、これらの2つ取得にチャレンジしました。
両方とも半年ぐらいで取得ができました。
スクールで指導を受けて、家にPCがなかったのでスクール内で復習させて頂いて勉強しました。
(机上で何かを覚えるという試験ではなく、ブラインドタッチでの文字入力の正確さや速さ、
ビジネス文書作成による実践形式です。)
キャリアアップにつながった?
残念ながらホテルの中でキャリアアップには直接という形ではつながりませんでした。
でも、パソコンスキルをアピールしたくて当時手書きの紙で作成されていた顧客台帳を
パソコン(一太郎ですが)を使用して作成した見やすくて綺麗なものに変更し、
顧客管理をまかせてもらえるようになりました。
そうするうちに希望する異動への希望が次第に薄れていくようになってしまったんです。
というのも、一太郎インストラクタ養成コースをスクールで受けるようになり、
パソコンの操作等を教える仕事に魅力を感じるようになったのです。
次はどうする?
やりたい仕事(パソコンのインストラクタ)がみつかったので、思い切って転職をすることにしました。
昔から『人と接すること』が好きな私は、仕事で多くの人に接したいということもあって
ホテルへ就職をしましたが、ホテルで人(お客様)と接する時はどちらかというとお客様のサポート役です。
お客様が滞在される時間や場所で快適に過ごして頂けるように黒子的なサービスを行うことが多いです。
でも、私はどちらかというと人と沢山お話をするのが好きなので、
パソコンの技術をインストラクタとして提供することによって
積極的に沢山の人とお話ができる仕事は私が求めていた仕事なのではないか?と
考えるようになりました。
実際に就職活動をしたのは1996年の1月~3月の3ヶ月です。
『こうだ!』と決めたら突き進む性格の私ですので、早くも3月末での退職願を1月頃に出しました。
まだ、就職先も決まっていなかったというのに・・・・
まだ23歳という若さもあったので不思議とみなぎる自信(インストラクタとして転職できる)が
私を突き動かし、結果無事に1996年4月1日からパソコンのインストラクタとして転職できました。
残念ながら憧れて夢を描いて初めて就職したホテルでは希望の仕事に着けませんでしたが、
ありがたいことに会社はちゃんと私の頑張りや仕事への取組み等をみてくださっていて
きちんと評価をして頂いたのです。
というのも、1995年ホテルに国賓級のお客様が長期滞在されることにあり、
ホテルとしては大きなプロジェクトが計画されていました。
初日にお客様をメインロビーでお出迎えをするセレモニーが行われ、
沢山いる社員の中からなんと!私と友人がホテル代表として花束を贈呈する役として選ばれたのです。
その友人は過日のブログでご紹介した30年来の友人でホテル時代の同期であるJちゃんです。
彼女はとても優秀でホテル内で評価がとても高いと聞いていたのです。
ですので、そんな友人と一緒に私を大切な役目に選んで頂いたということは、
私も会社から高い評価をして頂けたのではないか・・・とありがたく思っています。
国賓級の方への花束贈呈役なんて一生に一度あるかないかの貴重な経験でしたので
時折、当時撮って頂いた写真を眺めながら大切な思い出として振り返っています。
話は、戻しますがさらっと「転職できました。」書いていますが、
ワープロ検定等の試験に合格していても事務仕事の経験も
インストラクタの経験もない私にとっては転職活動はとても厳しくて大変でした。
でも、世の中が全体がパソコンへの移行という大きな流れがあったので未経験ながらも採用してくださる
会社に巡り合い、採用後に色々と育ててくださった会社にはとても感謝しています。
(1995年秋にWindows95が発売され、世の中全般の会社ではワープロ専用機からパソコンへの移行期。
パソコンを使わないと仕事ができない為、パソコン講習会の需要がとても多かったのです。)
ここで、ちょっとお金(お給料)のお話を・・・。
初めて就職したホテルは本当にめちゃめちゃお給料が安い!
久しぶりに入社後初めてのお給料明細(一応紙でとってるの)を見ると・・・
なんと額面で13万円(これで税金関係引かれたら手取りで10万円なかった。)ほどでした。
親元で生活をしていましたので、なんとかなったと思うのですがそれにしても安すぎる。。。
そして、転職したパソコンのインストラクタ時のお給料は、
たっぷり頂いてほくほくでした。具体的な額は内緒ね!
先日、Cartierが好きだという記事に書かせて頂きましたが、
まだ20代半ばで30万円ほどの時計を簡単にポンと買えちゃうぐらい。
(もちろん一生懸命働いて、ちゃんとしっかり考えて決めたんですよ。)
海外旅行も沢山行かせて頂き、ITバブルではないですが、よい時代を経験しました。
大好きだったパソコンインストラクタのお仕事です。
約8年間でしたが、今までやってきた仕事の中で一番好きな仕事であり、
私に一番あっていた仕事だと思っています。
私がインストラクタをしていた会社は幸いにも大手コンピュータメーカの子会社でして、
親会社の営業さんがそのPCを売るとパソコンの講習会の依頼が入るので、
多くの企業様に出向いて会議室等をお借りしてパソコンの講習会をさせて頂きました。
毎日色んな企業様(官公庁等も沢山ありました。)に出向き、6時間程講習会をするので
体力的にはかなりハードでしたが、やりがいもあり多くの方との出会いや経験は
かけがえのない貴重な経験をさせて頂き、本当に感謝しています。
入社後に勉強て得たスキルが多く、Word、Excel、PowerPoint、Access 等は上級者コース
まで担当させて頂けるまでになり、ちょっとしたプログラミングの知識も得ました。
当時は事務の仕事としては経験がなかったのですが、PCに関しては困ることがなく、
今までもそして今でも社内では「まいみぃさん~パソコン教えて~!」と
あちこちで声をかけて頂いて助けに走ることが多く、
当時のスキルがかなり役立っています。
そんな大好きで、合っていた仕事だったのですが30歳で結婚をし、
だんなさんの転勤を機に東京へ引っ越しをすることになりました。
東京に本社がありましたので、無理を言えば東京への異動も可能だったかもしれませんが、
2003年はもうパソコンインストラクタが教えるという仕事が減少時期に入っていました。
ですので、思い切って仕事を辞めて結婚後は専業主婦になることにしました。
が・・・・じっとしていられない性格の私ですので、
また勉強をして資格取得を目指す日々が始まるのでした。
続きはまた、シリーズでご紹介させて頂ければと思います。
本日は、かなり長文になりました。おつきあいくださった皆様ありがとうございます。
大好きだった仕事に就くことができたきっかけの資格達に
☆感謝&感謝☆