私が初めてハンドメイドに
挑戦したのは
長女サクラの妊娠中
不妊治療の末
一人目を妊娠できたが
心拍確認後の
12週あたりで流産した
そしてその数ヶ月後に
再び妊娠できて
産まれてきてくれたのが
サクラだ
一人目を流産したので
サクラを妊娠中は
無事に産まれてきてくれるか
怖くて怖くて仕方がなかった
安定期に入っても
この手で抱くまでは
安心なんてちょっともできない
心境だった
そんな中
担当医から
絶対安静の指示が出され
心配した両親や旦那さんとも
話合い
妊娠9ヶ月すぎから
実家に帰った
絶対安静で
外出もできなくて
それで
始めたのが洋裁だ
ミシンの使い方もわからず
裁縫なんて興味もなかったし
全くしたこと
なかったので
ミシンの説明書や
本を見ながらの挑戦
当時
時間がたっぷりあったのと
お腹の中にいる
子供のための作品を
作ることで
無事に産まれてきてくれるはず
私は赤ちゃんを抱くママになれると
現実味を感じることができて
自分が作ったものを
着てくれる娘の姿を
想像すると
きっと大丈夫
無事に産まれてきてくれるから
きっと会えるから
っと信じることができて
私自身が安心することができたから
没頭してたくさん作った
元気に産まれてきてね
いっぱいお洋服作って待ってるから
祈りながら
願いながら
毎日作っていた
この経験が
私のハンドメイドの原点だ
だから
今でも
子供服を作る時は
子供たちが私と離れてる間
私の代わりに
子供たちを守ってね
という思いを込めて
作っている
私の想いがこもったものを
身につけている
という安心感がある
(こう書くとけっこう怖いしキモいかなあ、、w)
(まあいつも手作りを着せてるわけではもちろんないし
毎回ものすごい念を込めてるわけでもないよっw)
子供たちの
一番みじかで
子供の体を守ってくれている
洋服たち
せっかく作るからには
着心地の良い素材で作るし
いろんな意味で
私の意志を込めて
(願いのほかにも好きなデザインとか柄とか
けっこうこだわっちゃうw)
作っている
ハンドメイドって面倒くさいし
習ったことはないから
完全に素人クオリティだけど
こんな想いがあるから
また作りたくなっちゃうのよね
もちろん
子供のものだけじゃなくて
他の作品も同じ気持ちだ
私の作ったものが
もし、私の手を離れて
誰かのところにいくことに
なっても
その作品が
その作品を
手にとってくださった
その方の人生に
ほんの1mmくらいでいいから
彩をくわえられたらいいなと
ほっこり笑顔になれる瞬間が
一瞬でも増えればいいなと
そう願っているし
ハンドメイドの良さって
そんなあたたかさ
なんじゃないかな
って思っている
↑当時ちょことミャーも一緒に里帰りした
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