妊娠8ヶ月の時に病気(小腸閉鎖症)が

発覚してから

大学病院に転院して

過酷な出産体験をした

(今ここまで書いた)

 

そしてこれからハナは

手術、治療と進んでいくわけだが

 

 

 

現在、この出産から

2年が経過しているのだが

 

私はとても後悔していることが

ひとつある

 

 

それは

 

私自身が産後もっと

体を休めてあげればよかった

 

ということだ

 

たとえ

 

産まれてきた子供が

産まれてすぐに手術をしないといけない

状態だったとしても、、、だ

 

 

 

 

 

今から出産する方には声を大にして言いたい

 

 

産後はできる限り自分の体を労った方がいい

 

 

 

 

産後の肥立ちは大切

 

という言葉

 

 

正しいと思う

 

 

次女ハナを出産後

 

過酷なお産だったにも関わらず

 

 

私は出産の数時間後には歩いてNICUに行き

3時間ほど立ったり軽く座ったりを

繰り返しながらハナの側にいた

 

 

次の日は一日中、手術の説明を聞くために

歩き回っていた

 

 

ハナの手術後はNICUに通い詰めて

何もできないのに

ただハナの側にいた

 

 

自分が退院してからは

長女さくらの面倒を見ながら

母乳を毎日車で40分かけて

大学病院へ運ぶ生活

(運転は母がしてくれてたけど)

 

 

この頃 私は

ひどい咳風邪をひいてしまう

 

 

まだ体も元に戻りきれてない時期

だったため

咳をするたびに尿もれが

酷かった

 

そしてその後も

 

 

ハナが再入院になる時には

夜中に大学病院の救命救急に駆け込み

 

 

再入院してからは信じられないほど

狭くて硬い簡易ベットでの生活だった

 

 

つまり

出産直後から

ゆっくりと横になっていた記憶がない

 

母親だからと気を張っていたのだろう

 

その時は身体もなんとかついて

きていた

 

 

でも、あの出産から2年

 

「産後もっと体の声を聞いておけばよかった」

 

と思うことがある

 

 

それは

 

尿もれが結構長く続いたこと

 

咳喘息を患うハメになったこと

 

腰痛持ちになったこと

 

イライラしやすくなったこと

 

顔に肝斑やらシミが産後一気に出たこと

(これは産後休んだかどうかが関わってるかはわからないけど)

 

主に出産後に起こった体の変化だが

 

当時体に鞭打って動いた代償は

結構大きいと感じている

 

 

咳なんてそれまで出たことなかったのに

出産直後に咳かぜをひいて以来

体調を崩すたびに咳がよく出るようになった

 

喘息持ちにもなった

 

 

長女さくらを出産した時は

産後ゆっくりしたので

出産前後での自分の体の変化は感じなかったのに

 

 

 

ハナが病気だったんだし

仕方がなかった

部分もあるとは思っているが

 

でも、私は当時

 

「きついな、休みたいな」

「横になってたいな」

「旦那に任せて寝ていたい」

「体がしんどいから看護師さんに

もう少し頼りたい、お任せしたい」

 

という体から聞こえてくる言葉を

 

 

私は母親なんだから

しっかりしないと

 

という気持ちと

 

母親なのに子供に会いにこないなんて

そばに居てあげないなんて

 

 

と思われるんじゃないかという

人の目が怖くて

 

 

すべて打ち消して動いていた

 

でも今考えてみれば

あんなになんでもかんでも

私が参加しなくても

 

お任せしていい部分ってたくさんあったのだ

 

産後すぐに人の目を気にする必要はなかったのに

どう思われても気にしなければよかったんじゃないか

 

いろいろ頼んだら

みんな快諾してくれたかもしれない

 

と今は思う

 

人目が気になったり、

ハナのことを

思うことを優先して

自分の体のことなんて

全く考えていなかった

 

 

母親は子供が産まれてから数年は

特に休む間もないくらい大変だ

 

それこそ誰にも頼れないことも

たくさんある

 

そして母親という役目は

子が産まれてきた瞬間から

 

いや、子供を授かった瞬間から

 

永遠にその役目を降りることはできない

 

 

 

私は産後

自分の体の言葉を無視して動きすぎた

ことを今後悔している

 

あの時

休めるとき、人に頼れる時は

もっと休んでおけばよかったと

 

 

産後体質が変わったし

それは産後の体の回復をきちんと

待ってあげなかったのが原因だと思っている

 

 

だから

これから出産をする人には

 

とにかく産後はできる限り

自分の体を労わったほうがいいよ

 

と伝えたい

 

産後1ヶ月の過ごし方が

その後の一生の自分の体に響いてくる

 

ってほんとかもしれないと思う

 

 

出産という大仕事をしてくれた身体は

あなたが思ってる以上に疲れている

 

 

そして出産した体の回復には

ある程度時間がかかるものだから

 

 

遠慮することなく

自分じゃなくてもできることは

めいいっぱい周りに甘えて

頼ってほしいと思う

 

 

親や身内じゃなくても

公共のサービスでもなんでもいい

 

 

自分のために

出産前にいろいろ調べておくのも

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