今日、8/10は我が家にとって辛い思いをした日です。

2年前の今日、きなが事故に遭ったのです。


夕方、パパといくとで散歩に連れ出しました。

車にもガウガウなきなを、少しでも慣れさせようと通り沿いで車を見せていました。

車が通り過ぎるたびにリードをひっぱり吠えまくるきな。

おそらく・・・ですがリードを持っていた手がフックにかかり外れてしまったようです。

車の前に飛び出してしまいました。

ギリギリのところで車は止まったみたいですが、足は擦りむき見た目ではどうなったか分からない。


家で夕飯の支度をしてる私の耳に、大きな声で泣きながら帰って来たいくの声。

新しくおろしたばかりのTシャツを血に染めながら、グッタリしたきなを抱きかかえて帰って来たパパ。

すぐに病院に電話し、大至急向かいました。


擦傷がひどく消毒と、足は骨折は無いようでした。内臓等もとりあえず問題ありませんでした。

レントゲンが撮れる状態ではなかったため、そのまま帰宅。


次の日、おしっこを全くしていないことに気づき病院へ。

しっぽも上がらず、骨盤のあたりがグラついてるように感じる。

神経に影響があるのかも・・・と言われ、おしっこは膀胱を圧迫して出してもらいました。

結局、自力でおしっこが出ずこのまま膀胱を圧迫して出す「圧迫排尿」をしていかないといけなくなるかも・・・と言われ絶望的になったのです。

朝晩と排尿しに病院へ通いました。

5日くらい経ったある日、数滴おしっこらしき水滴が落ちました。

嬉しくて泣き、その日から少しずつおしっこが出るようになったのです。


事故から2週間ほど経ったころ、やっとレントゲンを撮ることができました。

足を引っ張るため、なかなか撮れなかったとのことです。

結果・・・骨盤骨折が見つかりました。

手術にしても、かかりつけではできないとのことで、名古屋の整形では有名な先生に診てもらうことに。


そちらの先生は、「よくこんな状態で下半身不随にならなかったね。奇跡だよ。」と言いました。

骨盤骨折のほかに、数ヶ所骨折している場所がありました。

手術する方が、神経を傷つけてしまう可能性が高い。このまま様子を見て行こうと。

まだ、しっぽは上がらなかったけど「大きな神経は切れていない。細かい神経は回復する可能性も高いから大丈夫。若いからきっとよくなるよ。」と。


1カ月後、再診察。

痛みがなくなって元気になってきた。しっぽもだいぶ上がるように。

先生も「もう少し安静にしておく必要はあるけど、走り回れるようになるよ。」



あれから2年。

腰骨は片方ポコっと外側に出てるけど、元通りにおしっこし、走り回るようになってます好

足の内側の擦傷のところは、もう毛は生えてこなくなったけど、そんなの全く問題ナシかお

あの時、もし死なせてしまっていたら・・・下半身不随になってたら・・・たぶん相当後悔し、立ち直れなかっただろうと。


もう二度と危ない目には遭わせないよう、必ず守るクラムボンは笑ったよ

きなは、私たちの価値観や考え方、大切にすべきことは何かを教えてもらった特別な存在ですハート

最期のときまでどんなことがあっても家族なのです花