昨日は友人とのランチナイフとフォーク 高校時代からの大切な友だちですハート

はい・・・おしゃべりに夢中で、ごはんの写真撮り忘れ涙

ワンプレートでオシャレなカフェめしだったのにガーン




少し前のブログで「保護犬」を最後の家族につなぐボランティアさんのことを書きました。

そんな事なんかも話していると、とても気になる話が。


友人の職場の向かいに、ラブラドールのわんこを飼っているお宅があるそうです。もう5年以上は飼われているとのこと。

「ブンちゃん」と呼ばれているその子は、どんなに暑くても台風の日も、雪の日もずっとお庭に放置。

犬小屋はあるそうなんですが、ブンちゃんの大きさとは合わず、入っても肩から先は出てしまうほど。

雨が降ると、お庭は水浸しで、どうやら小屋も浸水するようで入りたがらず外でおすわりしているとのこと。

両親と中高生ほどの男の子が2人いるようなのですが、お母さんはとにかくブンちゃんの存在を無視。全く触れ合うことも興味もない様子。

飼われ始めた子犬のころは子どもたちもかわいがっていたようですが、最近はその子たちもブンちゃんと触れ合わずのよう。

ごはんは夜に1回もらってるようですが、それだけ。散歩もおそらく行ってないと思うとのこと。

そんな様子を何年も見てきた友人は、お昼休みと仕事帰りにおやつを与えてるそう。そのことは飼い主も知ってます。

ご近所でも「ブンちゃんがかわいそう」とそんな声が上がってるそうなんですが、なかなかどうしてあげることも出来ず。

台風の日、滝のような雨に打たれたブンちゃん。飼い主達は雨戸も閉め切って・・・どうして玄関にだけでも上げてあげれないの?どうしてもっと大きな犬小屋を用意してあげられないの?どうしてもっと水はけのいいところに移動させてあげられないの?

そんな様子を見兼ねた友人は、2度ほどブンちゃんを引き取りたいとお宅に行ったそう。

お母さんが対応してすぐに「お父さんに聞いてみる」と言ったらしい。自分はいいけどと思ってることですよね!?

お父さんの答えは・・・NO。「ブンがいなくなるとさみしい」ってさ。なにそれ。

冬の寒い日、ブンちゃんにって職場の女の子と2人で毛布を提供し受け取ってくれて、ブンちゃんの小さな小屋に引いてくれたらしいけどそれっきりで、ある日偶然小屋の奥にコケが生えて汚くなった毛布に気づいた友人。手が届かず、枝切りはさみを柵の間から入れ引きずり出したって。

そんな状態の毛布にさえ気づかないくらいブンちゃんのこと見てないのに、何がいなくなるとさみしいだ。

手放して、友人宅の子になったほうが幸せなのに。

彼女は産まれたときからずっと、動物のいる家庭で育ってきて人一倍動物に対して思いのある優しい人です。

ブンちゃんが年を取ってきたことも気にしてます。

職場の女の子が役所の相談窓口に話をしたらしいですが、飼い犬で飼い主が手放さないという限りは動くのは難しいとのこと。ごはんをもらってない訳ではないので。

人間の子に対してなら絶対許されないし、役所も動くのに。同じ命なのに。


友人は泣きながら話し、私は泣きながら聞き・・・私には何ができるんだろう?自問自答を繰り返してます。

友人の話の中でしか会っていないブンちゃん。昨日の夜も雨が降ってたな。

結局、私はブンちゃんを想うことしかできないのかな。もどかしいな・・・