記憶の扉。 | ☆まいこの子猫ちゃん☆

☆まいこの子猫ちゃん☆

わたしの、詩や日々の生活のちょっとしたことを、書き込んでいます。

日々、妄想と空想と幻想を抱き、楽しく生きてます。

歌が大好きでしゅ♪

そんなこと思っていた私も母になりました。

前にも増して


あなたを思い出すのは



あなたの顔を見たからじゃない。




あなたに存在を

否定された気がしてた。




もしかしたら

今のわたしじゃダメだって思ったように



あなたもそう思ったのかも。





男のプライドを保ったまま

一緒にいられないのは

仕方ないさ。







あのね。

わたし自分の言葉に


恐くて


喋ることをやめてた頃。








あなたは運命を信じるって


言ってたんだよ。








連絡手段よりも


偶然を選ぶって





それが

お互いを守る方法なんだよ。





いつも

反対側にいた

あなたと


同じ場所に立ちたかった。



だから

他の者は

捨ててしまえると

思ってた。





でも

捨てるほど

わたしは偉くも無いから





笑っててくれれば

泣いててくれれば


生きててくれれば



いつか

出会える


そう信じられるのは。





あなたに

また

出会えたからだよ。








照れて

いつも我慢してる顔。


幸せだって顔だって


わからなかった。





いつも

俯いていたから。






あなたの隣にいるのは

相応しくないって




でも

あなたは

お揃いのペンダント。

指輪。


いつも

つけててくれた。







立ち上がろうとするとき。


あなたを思い出すんだ。







あなたはきっと

頑張ってるから。


いつか


出会えたとき。




胸を張って


過去の記憶が無くても。






あなたの誕生日の日に

出会えたことだけ

覚えてればいい。







あなたの小さな箱に閉じ込められた。


あの時。






ここはだめだよ。

ここは。

あの人の場所だから。







そう言った

わたしを忘れて。


あれは


きっと

捨てられることに怯えてた。







誰にも捨てられなくなかった。






周りがどんなに

可愛そうだって言っても


わたしは


あなたと

一緒にいられた。





数ヶ月を

幸せだったと言い切るよ。





だから

すべてを拒否されたって


悲しくて

寂しくて



自分を全部否定された。





そう思って





思い出しそうになるたび


他の事考えた。








扉が開いて

幸せなのは


きっと


あなたからだよ。








写真の中で

あなたとあの子。


あなたとは


隠れて

自販機の横で


車の影で




一瞬のキスをした。





わたしは

右手。


あなたは左手。


わたしが

過去で


あなたが未来。





今は

二人の笑顔の場所だよ。





心の中もありだよ。

キリギリスさん。