みなさんこんばんは
昨日見たテレビの話をさせて下さい
といってもリアタイ出来ずYouTubeで見させてもらったんですが
『ザ・ノンフィクション』
私のママが決めたこと
命と向き合った家族の記録
ネタバレしちゃうのもよくないかなって思うので詳しくは書かないようにします
大まかな内容は…
44歳の女性が3年ほど希少がんで闘病され多くの転移を繰り返しスイスで安楽死を選択したという内容…
18歳と12歳の娘たち
そして旦那さん
このご家族の葛藤と家族愛
すごく重たい内容で胸が締め付けられました
けど母や自分に置き換えて考えて見る事も出来ました
抗がん剤治療が出来なくなって在宅での看取りになってから母は何度も何度も私に言った言葉があります
『もう楽になりたい』
『先生に何でもいいから楽に逝けるように注射してって頼んで』
『しんどいし怖いし早く逝きたいの』
孫たちもいない時、母の姉妹もいない時…
私も2人だけの時に何度も言ってました
多分私にしか弱音を吐けなかったんだと思います
日本では安楽死は認められてない…
だから母にも
『何言ってんの‼️そんな事出来るわけないでしょ‼️先生も捕まってしまうでしょ‼️まだ大丈夫だから‼️』
といつも怒ったように答えてました
もっと母に寄り添ってあげたら良かった…
怖いよね…
痛いよね…
辛いよね…
嫌な事ばっかりだよね…
もっと優しく言ってあげられたら良かった
お母さんはずっと私に優しく寄り添ってくれてたのに…
もし自分がもう何も治療出来ず最期を待つだけになった時
金銭的な部分がクリアになるなら私もこの方と同じように安楽死を選択したいかもしれない
息子と娘に痛みにもがき苦しむ姿や泣き喚く姿…
今までの大好きなママと180度違う姿を見せたくない
大好きなママのまま逝きたい…
いつ来るかわからない最期の瞬間に怯えながら過ごしたくない…
母もきっと同じ気持ちだったんだよな
安楽死…
安らかに楽に死ねる…
けどそれを選択するまで全然安らかな時間なんて無いはず
その選択をした家族を送り出すのも全然楽じゃない
難しすぎる安楽死問題
そんな内容を取り上げた『ザ・ノンフィクション』
ただただ凄いなぁと思いました
日本では認可される事はこれからも無いんだろうけど認可を望む声も少なからずあるわけで…
人の死って難しいですよね…
やっぱり大切な人の死って残された側はどうやっても悲しく簡単には乗り越えられないものだから
息子と娘を連れて紫陽花を見に行ったらやっぱり
『お母さんもこんなにたくさんの紫陽花見たかっただろうなぁ…一緒に付いてきて見てるかな』
初めて行く場所でも母の事を考えてました
あなたの事が大好きな娘も
『ばぁばが好きなお花は○○チャンもだーいすき』
って言いながらあなたに似合う色の紫陽花を探してましたよ
あなたがお骨は海に撒いてほしいな…
って言ってたからあなたを大好きな息子は
最近海の写真を撮ることが増えました
青い空の日はあなたが笑ってる気がして青空を見上げる事が増えた私です
私たちはもうあなたがいなくなって4か月になるけど毎日あなたの事を考え想い生きてます