登場人物
高崎 舞香さん…39歳 今回の主人公。
4歳の娘（日菜ちゃん）がいる。
相談相手は実のお姉さん。（春香さん）
現在夫とは別居しており、引っ越して
娘と二人暮らしを始めている。
現在パート勤めから正社員に。
高崎 誠……40歳 舞香さんの夫。
ある日突然、好きな人がいるから
離婚したいと舞香さんに告げる。
相手は同じ部署の（藤沢美波）という女性。
しかし、浮気相手は1人ではなかった。
それから
舞香さんは離婚を決意し、誠ともやっと
慰謝料や養育費について
まとまりかけてきた頃、同じマンションの
ママ友のご主人が、、、、
友太
「さ、４人で飲み直そう。」
ヘラヘラ部屋に入ってきた
友太の顔を見て
友子さんはなんとか笑顔を作っている。
舞香さん
「二人で、何の話で盛り上がってたの？
私たちもその会話教えてよ。」
舞香さんが友子さんの様子に気づいて
誠に話を振る。
友太
「そりゃあ今後家族で
仲良くやっていくための
秘訣をお教えしてたんですよー。
誠さんほんっとうに
色々反省してて。」
舞香さん「そうですか。」
それから舞香さんは終始
当たり障りのない会話をしてゆく。
多分ここでまた攻めた質問をしたら
友子さんにスイッチが
入ってしまうかもしれないと
思ったからだ。
友太
「へぇー、舞香さんって
お料理も上手なんすか。」
話題は普段の食事について。
舞香さん
「いや、上手というほどでは
全くないですけど、、
一人暮らしの時よりは栄養とか
考えて作るようになりましたね。
でも、お料理だったら友子さんは
かなりの腕前ですよね。」
友太
「そういう相手を選びましたからね。
やっぱり男たるもの
家で美味しいご飯を作って
待っていてくれる女性って
夢じゃないですかー。
あ、もちろん今はそんなこと
外で言うと嫌な顔されるってことは
僕だってしっかりわかってるので
言わないようにしてますけど
多分男たちは、言わないように
気をつけているだけで
本音では全員思ってますよ。
やっぱり食事は奥さんが
作ってくれるべきって。
あ、でもその代わり
稼ぐのは男ですけどね！！」
そうやって、家でご飯作らせて
待っている間に
あなたは外で女作り放題
動画撮り放題だったですけどね。
舞香さん
「まぁそこは、夫婦で話し合えて
お互いが納得してることなら
どっちが何をしていても
いいとは思いますけどね。
ちなみに友太さんも
お料理するんですか？」
友太
「いやー、出来なくはないですけど
友子みたいにうまく作れないので
洗い物頑張ってますよー。」
友子さん
「・・・・・・・・」
舞香さん
「へぇー、いいなぁ洗い物
やってくれるなんて！！」
時々心あらずの
顔つきになってしまう友子さんに
舞香さんは意識して話しかける。
友子さん頑張れ、、と
そんなこと無理なのに
心で励ましてみる。
友子さん
「あぁ、う、うん。ほんと
洗い物やってくれるって
すごく助かるよね。感謝してる。」
誠
「二人はほんと、バランス取れてて
いいっすねー。」
舞香さん
「そうだね、友太さんは
うちみたいなことないんだろうな。
でもー、ちょっと友太さんが
あまりにも完璧すぎるんで
ダメな部分も聞いておきたいです。
じゃないと私今日家に帰ったら
なんでこの夫選んだんだろうって
ちょっと自己嫌悪かもしれません。」
誠
「いやいや、そう言うなよ。」
舞香さん
「だってー、友太さんって結婚前は
結構モテたんじゃないですか？
昔っからそうやって
一途だったんですか？」
舞香さんが、少し仕掛けてみる。
すると
友太
「まぁ、、そりゃあ多少は
遊びましたよ（笑）
でもねぇ
遊び尽くしたからこそ
友子に出会って
改心したんですよーー。」
舞香さんがこの場で
飛び蹴りしなくて偉かったです。
※ 続きは今日中に。
ーーーーーーーーーーーーーーー
