海ちゃんオンライン

「うぅ、、、こんな、、

 せっかくパンダがわざわざ

 こんな時間に、、、

 立ち会ってくれてるのに、、

 

 うぅ、、、」

 

 

 

川太オンライン

「・・・・・・・・」

 

 

 

私オンライン

「待ってよ、今日のことは

 私がそうしようって言ったでしょ?

 だから!いいの。泣きながらでも

 何度も同じことでも

 言いたいこと言っていいの。」

 

 

 

海ちゃんオンライン

「私、、川太が今何を言っても、

 じゃあやらなきゃよかったじゃんって

 言い返したくなる。

 

 だって、1回の過ちじゃないじゃん!

 

 相手は1人かもしれないけど

 2年、、2年以上も、、、

 その間に何度も立ち止まったり

 振り返る時間あったよね!

 

 子供達の2年ってさ、

 すごい成長する時期でしょ!?

 それなのに、なんで?!

 

 あの可愛い顔を見て、 

 なんとも思わなかったの?!」

 

 

 

川太オンライン

「・・ごめん、、海、、ごめん、、

 

 信じてもらえないと思うけど、、

 違うんだ、、

 

 浅はかだったけど俺は、、、

 そういう女遊びと

 家族が大事っていう気持ちは

 全然別で、、子供達のことを

 大切に思わなかった日なんか

 ないんだよ。」

 

 

 

海ちゃんオンライン

「私だってわかってるわよ!

 男でも女でもそういう考えの人が

 一定数いるってことは!

 

 だけど!まさかそれが

 自分の夫がそんなことするなんて!

 自分の身に起こるなんて

 思いもしなかったの!」

 

 

 

川太オンライン

「ごめん、、とにかくもうこんなこと

 一生しないから、、」

 

 

 

海ちゃんオンライン

「別に、、したければしなさいよ。

 今までだって誰にも許可取らず

 好き勝手したでしょ。

 

 むしろ私と離婚したら

 こんなに責められなくて済むから

 楽になるわよね。」

 

 

 

川太オンライン

「楽になんかならない、、

 

 家族で離れて暮らすくらいなら

 毎日責められて生きていく方が、、

 それくらい、今、みんなと離れて

 暮らしている毎日が

 

 ・・本当に、、」

 

 

 

海ちゃんオンライン

「本当に辛いの?

 

 でも全部、あなたが蒔いた種。

 あなたが作った道だからね?!

 

 渚の笑顔を奪ったのもあなた。

 

 多分、私の心の傷よりも深い。

 だってそうよね。

 

 例えば私なら変な話、再婚の手もある。

 今はそんなことをするしないっていう

 話じゃなくて

 結婚相手や恋人は変えられる。

 

 だけどね、父親というのは一生あなただけ。

 

 血の繋がってる母親は私で

 父親はあなたしかいないのに!」

 

 

 

 

川太オンライン

「・・・・・・・・・・・

 

 そうだよな、、」

 

 

 

 

海ちゃんはまた、画面越しに

私の顔を見つめる。

 

 

 

海ちゃんオンライン

「パンダ、私が旦那のことを

 責めすぎていたら教えて。」

 

 

 

私オンライン

「ん?」

 

 

 

海ちゃんオンライン

「だって!自分が不倫したのに

 それで妻が責めたら

 

 逆ギレしたり、追い込まれすぎて

 自◉したりする人もいるんでしょ?

 

 やり直す覚悟を決めたなら

 もう過去のことを責めすぎるなっていう

 人もいるんでしょ?

 

 ってことは、サレた方は結局

 相手の気持ちに配慮して

 色々感情も、言い方も

 抑えないといけないんでしょ?!」

 

 

 

川太オンライン

「・・・・・・・・・」

 

 

 

海ちゃんオンライン

なんでよ!!!!

 

 なんで、好き勝手したやつが

 そのことを責められて

 

 勝手に逆ギレしてるわけ?

 

 勝手に◉んでるわけ!?

 

 

 どこまで身勝手なんだよ!!

 

 追い込まれすぎて?!

 

 ふざけるな!!

 

 追い込まれてるのは

 こっちなんだよ!!

 

 最初に追い込んだのは

 シタ側なんだよ!!」

 

 

 

 

私オンライン

「・・・・うん。、、、ん」

 

 

 

 

私は今回ここでは、

涙を流さないようにと決めたが

海ちゃんの悲鳴のような叫びに

喉の奥が泣いて、頷く声が震えた。

 

 

 

 

海ちゃんが、ふー、ふーと

息を吐いていた。