私と川太はまず

2人でオンラインで話していたが

30分ちょうどが経過して、

海ちゃんに画面を繋げる。

 

 

 

私オンライン

「それで、今日は体調どう?」

 

 

海ちゃんオンライン

「うーんまぁまぁかな、、、

 やっぱり寝れないけど、、」

 

 

川太オンライン

「、、、」

 

 

 

私オンライン

「あのっ!

 いつまで黙ってるんでしょうか。」

 

 

 

川太オンライン

「あっ、えっと、、はい。」

 

 

 

私オンライン

「どうですか。久しぶりに

 奥さんの顔を見て。」

 

 

 

川太オンライン

「・・・・・・海、、、

 

 本当にごめん、、、

 俺、、、」

 

 

 

 

海ちゃんオンライン

「・・・・何、急に。」

 

 

 

川太オンライン

「ちょっと見なかっただけなのに

 ・・・すごく、痩せたよな、、、」

 

 

 

 

海ちゃんオンライン

「・・・・・・・・

 

 別に痩せたくて

 こうなったわけじゃない。」

 

 

 

 

川太オンライン

「・・・・・俺、、、」

 

 

 

 

どうしたらいんだろう。

 

 

って言いそうだな。

 

 

 

 

私オンライン

「自分でちゃんと考えて

 今思うことをちゃんと

 言葉にしてください。」

 

 

 

私は真顔でそう言った。

 

 

 

 

川太オンライン

「・・・俺の、、せいだな。

 完全に、、、

 

 今日、ブログ読んだ。

 

 パンダさんにも言ったけど

 俺は何にも周りの気持ちを

 わかってなかったんだ。」

 

 

 

海ちゃんオンライン

「・・・・・・・・」

 

 

 

川太オンライン

「それで、、自分では

 そんなつもりなかったけど

 ・・コメントもいくつか

 パンダさんに言われたやつを読んで

  

 ・・自分が逃げてばかりだったことや

 人任せで、結局何も具体的に

 決めてないこととか、、、

 そういうところもわかった、、、」

 

 

 

海ちゃんオンライン

「・・・・・・・・」

 

 

 

 

川太オンライン

「だからまずは、色々具体的に

 思うことを伝えたい。

 

 それで、海が思ったことを

 率直に教えて欲しいし

 今後のことを話したい。」

 

 

 

海ちゃんオンライン

「率直な気持ちなら私は

 もうずっと最初から

 話してたつもりだけどね。」

 

 

 

川太オンライン

「そう思う、、だけど俺が

 わかってなかったんだ。

 

 まずは、、これはメモには

 まだ書いてないんだけど

 さっきパンダさんと話していて、、

 そして海の顔を見て、はっきりわかった。

 

 海、、病院に行こう、、、」

 

 

 

海ちゃんオンライン

「はい?」

 

 

 

川太オンライン

「俺が全部探すから、、。」

 

 

 

海ちゃんオンライン

「病院って、精神的なところ?」

 

 

 

川太オンライン

「そう、心療内科、、俺のせいだ。

 俺のせいで海の顔つきが、、、

 

 本当に、、俺のせいだ、、、」

 

 

 

 

海ちゃんオンライン

「あのねぇ、病院に行ったって

 薬処方されて、薬漬けになるだけよ。

 その方が頭がおかしくなる。

 

 それより、根本的なことが

 何も解決しないんなら

 心療内科なんか行ったって、

 意味ないじゃないの!」

 

 

 

川太オンライン

「それは、海がここなら合うなって

 思うところにしたらいい。

 送り迎えも俺が全部する!

 

 根本的なところはもちろん

 解決出来るように今からも

 この先も何度だって話すから!

 

 だから、、だからお願いだ、、

 

 病院に行こう、、」

 

 

 

海ちゃんオンライン

「ふっ、、あなたのせいで

 こうなってるのに

 

 そんなあなたの送り迎えで私は

 今の状況を治すために 

 病院に連れて行かれるの?」

 

 

 

川太オンライン

「それは、、だから、、」

 

 

 

私オンライン

「川太さん。まずは具体的に

 今後のことをどう考えているのかを

 話しませんか。

 

 これじゃあ話が進まないので。」

 

 

 

 

川太オンライン

「・・・・・・そうですね、、

 

 はい、わかりました。」

 

 

 

川太はメモを見ずに、

画面越しの海ちゃんの顔を見つめた。