オンライン通話で
たった5ヶ月で変わり果てた
海ちゃんの顔を見つめていると
いろんなことを考える。
私は過去に、夫の不倫問題がきっかけで
こういう顔つきになってしまった
女性を知っている。
病院に入院していても
そばで私がたくさん話を聞いても
その心の本当の痛みの部分は
救えなかった。間に合わなかった。
自分でなんとか出来るものなら
この痛みを取り除きたい
自分のスイッチ一つで
笑って歩けるはずなのに。
そんなこと、誰もが頭では
わかっているけれど
それが出来ないから、苦しんでいる。
そんな苦しみの中
私なんかが半端に介入しても
助けられるわけなどないのかと
絶望もしたり
だけどなんとかしたい、
その気持ちは偽善なのか?と
自問自答したり
その乗り越え方は百人いたら百通りで
そもそも周りがなんとか出来る
問題ではないのだと
自分の心に折り合いをつけるために
言い聞かせたりもした。
でも
海ちゃんは、なんとか今を乗り越えたい。
今の自分を変えたいから。
子供達のためにも、自分のためにも。
だけど、どうやって?
その気持ちを知っているから
頼ってくれたから私は動くのです。
もう1度言います。
私は川太のことも、諦めてないんです。
◆
川太オンライン
「パンダさん、お久しぶりです。」
まずは川太と私、急遽最初の30分だけ
2人で話すことになった。
これは私からの提案ではなく
川太からの申し出だった。
そしてブログで色々と
心配してくださっている皆さんに
補足をお伝えすると
特に後半に差し掛かるところの
コメントについては
一旦読まずに、ブログの内容だけを
読んで欲しいと言いました。
あとは私の方でピックアップして
読むようにするからと。
チビぱんだが寝た後から
この話し合いをスタートさせることに
なっていたので
時刻は22時を回っていた。
私オンライン
「お久しぶりです。」
川太は、神妙な顔はしていたが
目から伝わるものは、強かった。
川太オンライン
「ほんと、、ワンオペでお忙しい中
巻き込んでしまって、、、
申し訳ないです。」
私オンライン
「海ちゃんと子供達のためだから。」
川太オンライン
「はい、、そうですよね、、、
それで、、
まず僕は、先にお伝えします。
今日はメソメソしません。
いや(これから先ずっと)と
言わないといけないところですね。
せっかくこうして、
時間をとっていただいて
色々と強い意志と覚悟を持って
話し合おうと思ってるんです。」
以前川太と話した時は、私のことが
煩わしそうな印象さえあったが
今回は、少なくとも今の段階では
言葉から強い意志は感じる。
私オンライン
「はい。それでお願いします。」
川太オンライン
「まずは、、ブログ読みました。
・・・・・・・」
私オンライン「はい。」
川太オンライン
「えっと、、ちょっと僕は言葉にすると
うまく整理が出来ないので
メモを見ながらですいません。
ブログを読みながら
その時の感情を書いてきました。
たまに俯きますけど、すいません。」
私オンライン
「そこは全然気にしないでください。
今の素直な気持ちを
全部ストレートに聞きたいので」
川太オンライン
「はい。
まずは、、パンダさん。
海のこと、、この5ヶ月間
ずっとずっと、
支えてくれてたんですね。
別居したら海は、俺のことなんて
もう考えなくなって
その方が気が楽になるのかななんて
思ってましたけど、、
全然そうじゃなかった。
もうそこから俺は、甘かったです。
本当に申し訳ありませんでした。」
※ 他の話も合わせて更新してゆきますが
リアルタイムのことはなるべく
その温度感が熱いうちに伝えたいので
更新数多めになる予定です。