登場人物

 

 ルイ君… 現在30代。パンダの弟みたいな存在。

     ハーフで3ヶ国語を話す。

     軽い日常会話を合わせたら、5ヶ国語

    くらいは話せている。

     仕事で国内外問わず世界中を飛び回る

 

セミナー講師

    ルイ君が関わる仕事で、セミナーの講師を

    している。シングルマザーの30代

    海外の方で、日本での生活は10年ほど

 

 

 

 

セミナーが終わり、

部屋を出ていくルイ君のことを

セミナー講師は外の

エレベーター前で待ち受けていた。

 

 

この時、カレンちゃんは先に出ていたが

一緒に歩いていたら

どんなとばっちりがあったのだろうか。

 

 

 

 

ルイ君

「っていうか君にはそもそも

 僕の恋愛関係ないよ。

 

 僕、彼女もいるんだから

 こういうの迷惑なんだ。」

 

 

 

ルイ君は、ハッキリ言った。

 

 

 

しかし

 

 

 

セミナー講師

「だからその彼女っていうのが

 私には信じられないの。

 

 ねぇ、本当にいるの?

 

   そもそも彼女がいるっていうのが

 嘘なんじゃないの?」

 

 

 

ドキ。

 

 

 

それは鋭いが。

 

 

ルイ君

「本当だけど、君に

 紹介するつもりはないよ。」




セミナー講師

「どうしてよ!」



ルイ君

「会う前から値踏みされて

 そんなの嫌だからだよ。」



セミナー講師

「それは、ルイ君の為を

 思ってるからじゃないの。」



ルイ君

「僕のためを思うならもう、、、


 関わらないでくれるかな。

 辛いんだよ。こんなこと本当は

 言いたくなかった。


 だけどここまで言われたら

 仕方ない。本当に困ってる。


 これ以上しつこくされたら、

 主催者にも連絡するところだった」




ルイ君は、今までの感情が

爆発してしまった。





すると



セミナー講師

「…わかった。」




お。



おぉ?わかったの?




ほんとざます?



理解したざます?







セミナー講師

「じゃあ最後に1回だけ

 私とディナーしてくれない?

 おごるから。」




ルイ君

「……」






いや、




なんやねん!





 

 

 

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