登場人物

 

高崎 舞香さん…39歳 今回の主人公。

4歳の娘(日菜ちゃん)がいる。

相談相手は実のお姉さん。(春香さん)

現在夫とは別居しており、引っ越して

娘と二人暮らしを始めている。

現在パート勤めから正社員に。

 

 高崎 誠……40歳 舞香さんの夫。

ある日突然、好きな人がいるから

離婚したいと舞香さんに告げる。

相手は同じ部署の(藤沢美波)という女性。

しかし、浮気相手は1人ではなかった。

 

美波は誠と付き合う前に、同じ会社の上司と

不倫関係にあり、奥さんの前で別れていた。

しかし、また水面下で始まって・・

 

 

 

 

 

美波

こんな荒んだ気持ちとか

 環境で、赤ちゃんなんか

 産めないよ!

 

 

 どうして協力してくれないわけ!?

 うちの家族まじでどうかしてる!!」

 

 

 

 

美波の反応に、お姉さんは

薄ら笑いを浮かべる。

 

 

 

美波の姉

「出産前からそんな覚悟なんてね。

 

 生まれてくる赤ちゃんが

 すごく可哀想だと思うけど

 生まれたら母性が出るんでしょ?

 

 とにかく頑張ってね。

 

 私ね、しばらく日本には

 帰ってくるつもりないの。

 

 もしかしたら軌道に乗ったら

 お父さんとお母さんにも

 来てもらおうかと思ってる。」

 

 

 

美波

「は?じゃあ私もいくから!

 ニューヨーク?ハワイ?

 オーストラリア?フランス?」

 

 

 

美波の姉

「……呆れた、、、

 

 あんたが想像するのって

 そういう、、観光地というか

 日本人が旅行で好みそうで

 住んだら超高い場所なのね。

 

 完全に、カッコ良さそうとか

 そういうイメージだけで

 考えたでしょ。

 

 

 美波・・今ニューヨークの

 一人暮らしの相場知ってる?」

 

 

 

 

美波

「なんで一人暮らしなのよ!

 

 仕事で行くなら、家賃は

 会社の人が払ってくれてるんでしょ?

 じゃあタダじゃない!」

 

 

 

美波の姉

「なんで仕事で海外に行く私が

 子育てありきだってわかってて

 美波を連れて行くと思ってるの?

 

 子育てしながら働きながら

 私の毎日の炊事や家事を

 代わりにやってくれるっていうの?

 

 それに家族で住むとしたら

 会社が用意してる場所になんか

 住める広さじゃないから。」

 

 

 

美波

「じゃあ、母さんたちが住むとしたら

 どうなるのよ。

 同居じゃないの?」

 

 

 

美波の姉

「その場合、母さんんたちは

 ちゃんと家賃払えるからよ。

 

 ニューヨークは、一人暮らしでも

 大体30万円の家賃が相場だから

 家族で住む広さとなると

 もっと家賃は高いの。

 

 美波、半分払えるの?

 払いながら子供の生活費とか

 大丈夫なの?」

 

 

 

っていうか、自分が海外赴任する場所は

ニューヨークじゃないんだが。

 

とお姉さんは思いながら、

行き先は告げたくないので

世間知らずな美波に

皮肉だけを伝える。

 

 

 

 

美波

「は?一人暮らしで30万って

 ニューヨークおかしすぎる!

 

 ほんっと、お姉ちゃんって

 なんでそんな自分勝手な・・」

 

 

 

美波の姉

「もう、話すことないからいい?

 

 とにかく私、

 アパート決まったらすぐに

 日本を出るから。

 

 子供のこと、この先いちいち

 私やお母さんたちに

 送ってくることないからね。

 

 送ってきても、返信出来ないし。」

 

 

 

 

 

美波

「ちょっと待って!!

 

 

 じゃあ何よ、私

 

 

 堕したらいいのっ?!

 

 結局みんな、祝福も

 手伝ってもくれないなんて

 子供産む意味ないじゃない!」

 

 

 

 

 

すると

 

 

 

バチーん

 

 

 

 

美波

「いった!!」

 

 

 

 

美波の姉

「子供を産む意味がない?!

 

 

 

ふざけるな!!」

 

お姉さんは、

初めて美波に手をあげた。

 

 

 

 

 

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おうちプールの際や、キャンプで

めちゃくちゃ使えるアウトドアチェア!

 

自宅で撮影すると周りの景色が映ってしまうので

撮影できていないのですが、

こちらゆったりと座れて、スツールは

足を乗っけるように使っています。

 

寝心地が良くてすっごく楽なんですよー!!キラキラ