登場人物

 

高崎 舞香さん…39歳 今回の主人公。

パート勤めをしており、

 

4歳の娘(日菜ちゃん)がいる。

相談相手は実のお姉さん。(春香さん)

 

 高崎 誠……40歳 舞香さんの夫。

ある日突然、好きな人がいるから

離婚したいと舞香さんに告げる。

相手は同じ部署の(藤沢美波)という女性。

 

アンナ…誠の4人目の不倫相手。

現在海外に住んでおり、子供が1人いる。

 

アンナの元夫(正木さん)…

誠とは共通の趣味の知り合いだった。

 

 

 
元夫さん
「悪いけど、それだけで
 済まされると思うな。」
 
 
元夫さんは、慰謝料と親権だけで
許すつもりなどなかった。
 
 
アンナの目の前で、
どこかに電話をかけ始める。
 
 
 
元夫さん
「はい、もう大丈夫です。
 はい、よろしくお願いします。」
 
 
 
アンナは黙って、その電話を
気に留めてないそぶりだ。
仕事の電話をかけたのだと
思ったのだろう。
 
 
 
それから2・3分後
 
 
 
女性「こんにちは」
 
 
 
アンナ「えっ」
 
 
 
元夫さん
「あぁ、こんにちは」
 
 
 
突然やってきた女性に
ご主人が立ち上がって挨拶をする。
 
綺麗なまとめ髪と
手入れされた肌と爪。
何よりお顔立ちに、賢さが
現れているお人のようだ。
 
 
 
女性
「アンナさん、かなり
 お久しぶりですね。」
 
 
 
アンナ
「ちょっと、、え、、?」
 
 
 
アンナがわかりやすく
かなり動揺している。
 
 
しかも
 
 
 
アンナ
「ちょっと!何撮ってるんですか!
 やめてくださいよ!」
 
 
 
女性
「私の秘書です。記録のために
 きてもらいました。」
 
 
 
女性はアンナに向かって
真顔で答える。
 
 
 
 
アンナ
「動画なんて、おかしいですよね!」
 
 
 
女性
「そうですか?これまで
 おかしいことをされていたのは
 アンナさんの方かと
 思っていましたけれどね。」
 
 
 
 
元夫さん
「2人とも、面識があったなら
 話は早いな。
 
 そうですよね、奥さん。
 
 
 
そう、元ご主人はアンナが
一番バラされたくなかった相手
不倫相手「浮男」の
奥さんにコンタクトを取り
この日に合わせて、
きていただいたのだ。
 
 
※ 名前がいっぱい出来て
 誰が誰やらわからなくなりそうなので
 浮気相手の「浮男」
 とさせていただきましたー。
 
 
 
やっぱりね、話が一番早いのは
こうして当事者が集まることなのよ。
 
 
 
浮男の奥さん
「はい、ご存知かとは思いますが
 浮男の妻です。
 
 いつもうちの浮男が
 お世話になってます。」
 
 
 
奥さんは丁寧に頭を下げる。
 
 
 
アンナ
「なんで?なんで奥さんに
 来てもらう必要があったわけ?」
 
 
 
浮男の奥さん
「あぁ、それは
 私から申し出たんですよ。
 次はいつ
 お会いになるんですか?って。
 
 そしたら、今日だとおっしゃるので
 是非、そこに参加させてください
 って、お伝えしたんです。
 
 私とも面識のあったアンナさんが
 夫とお付き合いを始めるなんて
 
 一体どんな感覚で
 そんなことなさるのかなと
 思いましてね。」
 
 
 
アンナは、
知り合いにしか手を出せない
変態女なのか??
 
そういう感覚の人って
もう普通の恋愛そのものが
無理なのか?
 
 
 
アンナ
「こっ、、このこと
 ご主人はご存知なんですか…」
 
 
 
浮男の奥さん
「このことってどのことですか?」
 
 
 
アンナ
「奥さんがここに
 来てるってことです。」
 
 
 
浮男の奥さん
「さぁ、どうでしょうね。
 直接聞いてみたらどうですか?
 
 あの人は小心者なので
 逃げ回るでしょうけど。」
 
 
 
奥さんの登場で、この場の空気が
アンナの様子が、
わかりやすく変わった。
 
 
 
 
 
 

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毎日学校に持って行く水筒。元々1本あるのですが

この間学校に忘れて帰ってきたので

もう1本増やしました。

 

熱中症にならないように、必ず水分補給を

してもらいたいと思いますおねがい