登場人物
高崎 舞香さん…39歳 今回の主人公。
パート勤めをしており、
4歳の娘（日菜ちゃん）がいる。
相談相手は実のお姉さん。（春香さん）
高崎 誠……40歳 舞香さんの夫。
ある日突然、好きな人がいるから
離婚したいと舞香さんに告げる。
相手は同じ部署の（藤沢美波）という女性。
アンナ…誠の４人目の不倫相手。
現在海外に住んでおり、子供が1人いる。
アンナの元夫（正木さん）…
誠とは共通の趣味の知り合いだった。
誠の母親は、わざわざ舞香さんの
お母さんを呼び出して、
お金を渡した挙句に
（舞香さんは子育てで忙しすぎて
誠の悩みには
向き合えなかったと思うんですね）
と言っていたらしい。
舞香さん電話
「なんなの、、それ、、」
舞香さんの母電話
「もうこれでお母さんも、
あの家との家族付き合いとか
縁が切れてもいいやって
思っちゃったわ。
自分の息子が複数人の浮気をしてるのに
それが、子育てに忙しかった
舞香のせいみたいにされて
もう腹が立って腹が立って！
だって、子育ってって
夫婦でするものじゃない！
お母さん達の時代はまだ
男の人が積極的に育児には
参加してくれる時代じゃなかったけど
今は違うじゃない！！」
母親の方が、怒っている。
舞香さん電話
「そんなこと、わざわざ
お母さんに言うなんて酷い、、」
舞香さんの母電話
「そうでしょ！
だから母さん言ってやったわよ。
（お義母さんがそういう思考だから
誠くんは平気で
浮気なんか出来るんですね。
普通はこんなことになったら
私だったら、
とにかく我が子を叱って
お相手にはひたすら謝りますけどね。
お義母さんの今の会話は
誠くんの価値もさらに
下げることになりますけどね）って！」
舞香さん電話
「お母さん、、ごめんね。
そこまでしてくれて
ありがとう、、、」
舞香さんの母電話
「だってこんなこと言われて
黙ってられないでしょう。
もう、一刻も早く離婚しなさい！
お父さんも激怒してたから！」
あぁ、またこうしてさらに
親を巻き込んでしまった。
それが苦しい。
しかし、義母の暴走は止まらない。
◆
ある日、舞香さんが依頼している
弁護士から連絡があった。
弁護士さん電話
「奥様が慰謝料を請求している
藤沢美波さんですが、、
あちらも弁護士を通して
支払いたくないという旨を
伝えてきました。」
舞香さん電話
「え、、？なんでですか？
支払いたくないなんて
そんなこと、通るんですか？」
弁護士さん電話
「いえ、通らないんですけど、、
その支払いたくない理由が、、
どうやらご主人（誠）の
お義母さんが、藤沢さんの方に
接触したらしくて、、」
舞香さん電話
「は？？？？」
弁護士さん電話
「あんたのせいで、うちの家族は
めちゃくちゃになった！と
お義母さんの方が藤沢さんに
慰謝料よこせと、言っているそうです。
・・・。」
舞香さん電話
「・・・え？いや、、接触って、え？
どうやって？」
頭が混乱しすぎて
自分でよくわからないことを
質問していた。
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