つい最近のお話です。
先日チビぱんだと2人で
ベッドに入ってすぐに
チビぱんだ
「ママー、パンちゃん学校で
クラスの女の子に
きらわれてるかもしれない・・」
いつも元気なチビぱんだが
ちょっとしんどいテンションで
そう話し始めたので、私も驚きました。
なんだか一気に心配な気持ちに・・
私
「嫌われてるなんて、、
どうしてそう思うの?」
もちろんその日の間に尋ねます。
ちょっと寝る時間が
昨日より遅くなったとしても
こういう場合は、本人の話したい時が
大事なタイミングだと思うのです。
チビぱんだ
「今日の図工の時間に、
パンちゃんの後ろの席の女の子が
先生のお席にあったセロハンテープを
勝手に持ってきちゃったのね。」
私
「うん。勝手に持ってきちゃったって
どこに?自分の席に?パンちゃんの席に?」
チビぱんだ
「図工の時間は、後ろの子のお席と
パンちゃんのお席を
1つにくっつけてるんだけどね
そのお席に持ってきたの。
だから、2人の席かな??」
私
「なるほど、2人1組で
席を1つにくっつけるのね。
そしたらそこに彼女が
先生のセロハンテープを
先生に(貸してください)って言わずに
持ってきちゃったってことね。」
チビぱんだ
「うん。そう。2人のお席の真ん中。
そしたら先生がパンちゃんたちの
お席に回ってきた時に
(あれ、このセロハンテープ
先生のだよね。
どうしてここにあるの?)
って言ったの。そしたらその女の子が
(チビぱんちゃんが
勝手に持ってきちゃったの)
ってパンちゃんのせいにしちゃったの。」
私
「えっ。それでパンちゃんどうしたの?
なんて言ったの?」
チビぱんだ
「パンちゃんびっくりしちゃって
何も言えなくなって黙ってたの。
そしたら先生が
(そうなの?パンちゃん、
勝手に持ってきちゃダメだよ。)
って言って、その女の子は
本当のこと言わなかったから
パンちゃんのせいになっちゃった。
だから、パンちゃんのこと
嫌いなのかなって思って、、。」
と、すごく悲しそうな顔に。
うーん、、いや、それは多分だけど、、
私
「その席にいたのが誰だったとしても
たとえパンちゃんじゃなくても
その子は咄嗟に
人のせいにしたんじゃないかな。
先生に叱られると思ったから。
それは意地悪とか
嫌いっていう気持ちじゃなくて
怖かったという気持ちの方が
強いような気もするけどなぁ。」
チビぱんだ
「へぇ・・そうなのか、、、、
パンちゃん、その子に
嫌われてるんだと思ってた。」
私
「違うと思うけど、どちらにしても
人のせいにするのは
良くないことだからさ。
パンちゃんも傷ついたしね。」
チビぱんだ
「うん。悲しかった。」
私
「・・そのこと、どうする?
先生に話してみる?
先生に、パンちゃんのせいだって
勘違いされてるのも
悲しくないかい?」
実際にこの件を先生に話そうかとは
思ってなかったのですが
とにかくチビぱんだの意志を
聞いてみたかったのです。
すると
チビぱんだ
「うーん。その子が
意地悪のつもりじゃなかったなら
先生に伝えるのはやめる。
その子が怒られたら
パンちゃん嫌かもしれない、、。」
とのこと。
なるほどね。そう考えるのか。
相手の子は今、どう思ってるかな。
パンちゃんのせいにしてしまったこと
気にしているのかな。
全く気にしていないのかな。
そういえば小学生の時って、
先生に叱られることとか
告げ口されることって
すごく怖いことだったよな、って
ちょっと思い出しました。
いずれにしてもいつかその子が
「この間はごめんね」って
言ってくれる日が来たら良いけどな。
6歳のチビぱんだ。
小学校という環境はもう、
立派な社会生活が始まっているのですね。
小さな心が傷ついた話は
親も一緒に傷つきますが
とにかく1つ1つ丁寧に
向き合い続けるしかないですね。
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