登場人物

 

高崎 舞香さん…39歳 今回の主人公。

パート勤めをしており、

 

4歳の娘(日菜ちゃん)がいる。

相談相手は実のお姉さん。(春香さん)

 

 高崎 誠……40歳 舞香さんの夫。

ある日突然、好きな人がいるから

離婚したいと舞香さんに告げる。

相手は同じ部署の(藤沢美波)という女性。

 

アンナ…現在香港に住むシングルマザー

元夫(正木)と誠は野球観戦友達。

元夫はメディアにも少し顔を出したりする

業界では有名人。

しかしアンナキッズは、元夫との子供ではなく

それを元夫は知らない。

キッズは誠のことを「パパちゃん」と呼ぶ。

 

小池・・・元夫(正木)さんの旧友で

ビジネスパートナーでもある。しかし過去には

アンナと不倫していた可能性が・・・?

 

 

 

皆様、

覚えていらっしゃいますでしょうか。

 

アンナのことがあって

もう記憶から消えかけていた

美波のことを。

 

 

4月頃の記事では、

美波が楽しみにしていた誠との

2人きりでの食事の約束に

 

美波の姉も舞香さんも

誠の義母も舞香さんのお父さんも

紗栄子も出てきたりして

 

 

 

ここでアンナの存在を聞いたわけで。

 

そういえばこの時誠が

アンナのことを「謙虚」とか

「男の人の一歩後を歩くタイプだった」

って、なんだったんだろうか。

 

 

そしてこの時アンナは誠のことを

「ダー」と呼んでいるが

基本的には「マコちゃん」と呼んでいて

あの時「ダー」と言ったのはきっと

舞香さんが一緒にいると分かっていたから

あえてなのだろう。

 

 

 

なんて、ちょっと記事の内容的には

アンナの話ばかりになっていたが

美波のことを

ほったらかしにしていたわけではない。

 

 

 

あの話し合いの日から美波は

会社では一瞬大人しくなったような

そんなそぶりを見せていて

誠は気を抜いていたが

 

ある日、女性管理職である上司から

呼び出された。

 

 

 

上司

「高崎さん(誠のこと)

 会議室でちょっと話せるかしら。」

 

 

誠「はい」

 

 

上司

「単刀直入に聞きますけど

 あなた、女性社員を無理やり

 飲みに誘ったりしてない?」

 

 

「え?誰のことですか?

 無理やりなんてそんなこと

 するわけじゃないですか。」

 

 

上司

「そう?自分はそう思ってなくても

 相手が嫌々ってこともあるから

 今の時代、気をつけて欲しいの。」

 

 

「いや、気をつけてますよ。

 

 あの、誰がそんなこと

 言ってるんですか?

 その本人ですか?」

 

 

誰が言っているのかはもちろん

見当がついている。

 

 

しかし

 

 

上司

「いや、一部の女子社員数名が

 言ってるの。」

 

 

 

誠「え?数名・・?そんなわけ、、」

 

 

 

上司

「あぁ、誘われたって

 言ってるんじゃなくて

 

 あなたが

 無理やり誘った女性がいる

 っていう、噂になってるの。

 その女性は特定されてない。」

 

 

 

「・・・・・・・・・・

 

 

 じゃあ、、その噂を流した人が

 僕のことを恨んでるんですね。

 

 だからどの人か

 特定も出来ないんですよ。」

 

 

 

上司

「つまり、恨んでる女性が誰か

 分かってるってこと?」

 

 

 

「・・・申し訳ありません。

 会社には

 ご迷惑をかけませんから・・」

 

 

 

上司

「思い当たる節があるなら

 ちゃんと気をつけて。

 

 些細なことでも今は

 問題になりやすいんだから。」

 

 

 

誠はすぐに、美波に電話をかけた。

 

 

 

 

 

 
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アメブロとは違うこともやりたいので

今後はストーリーとかも

アップしていく予定です指差し