登場人物
海ちゃん…18歳の時に出会った親友。
今は結婚して県外におり、3人の子供を育てている。
長女はもう高校生。その下に次女ちゃんと
弟くんがいる。
川太…海ちゃんの夫。温厚で優しそうで家族想い。
と、誰もが思っていたが、実は部下と不倫をしていた。
リク…24・5歳、海ちゃんの旦那の部下で不倫相手
家族仲、夫婦仲がとても良い夫婦と
海ちゃん本人も思っていた、しかし夫の本性は、、
私が伝えたミソメールを
川太に送った海ちゃん。
（ミソメールってなんだ。）
するとすぐに、実家に戻るので
会社に連絡するのはやめてくれと
返信があった。
海ちゃんはそのスクリーンショットを
（今すぐ実家に帰るって）
というメッセージと共に
私に急いで送ってくれたが
こんなことで
許してたまるかと思う私は
意地悪でしょうか？
私LINE
「（どこをドライブしてたの？
車の中からの景色
今すぐ写真に撮って送って。）
って返信して。」
海ちゃんLINE
「えっ、そっか、わかった。」
海ちゃんはまた、
川太にミソメールを送る。
（だからミソメールってなんだ。）
すると、一旦既読になったが
どうやらまた返信が来ないらしい。
私LINE
「やっぱりね、川太は多分
ドライブなんかしてないよ。
もしかしたらリクのところかもね。」
海ちゃんLINE
「・・やっぱり、そうなのかな、
私もそう思ってるんだけど・・」
私LINE
「まぁ、確定出来ないけどさ
黙ってこんな早くに実家を出るなんて
おかしいとは思う。
お義父さんは早く起きてるんだから
コンビニ行くなら行くって
言えばよかったはずだし。」
海ちゃんLINE
「そうだね。やっぱり今日川太が
お義父さんたちに本当のこと言うなんて
無理なのかな。
私が言うしかないのかな・・」
私LINE
「残念だけどそうかもね。
ちなみに川太だけど
このあとある程度
近所に戻ってきたら
（車の運転してたから）とか
（車で電話してたから）
っていう理由で、
写真を送れなかった理由を
返信してくると思うよ。」
海ちゃんLINE
「あぁ、腹が立つ！今からリクに
電話した方がいいかな。
それとも乗り込む？」
私LINE
「いや、それより今度車に
GPSでもつけた方がいいよ。
こうやって嘘つくんだもん。
問いただしたりさとそうとしても
もう無駄なんだと思う。」
海ちゃんLINE
「そうだよね・・・
あぁ、、うちの近所にも
探偵ってきてくれるのかな。
周りは田んぼとか畑ばっかりで
車で尾行なんかしてたら
すぐにバレちゃうよね。」
私LINE
「友達の車で尾行するよりは
良さそうだけどね。」
そんなやりとりも終えて海ちゃんは
実家のお義父さんにも連絡を入れて
さらに15分くらい経過したあと
川太から海ちゃんの携帯に、
家の近所のコンビニの写真が
送られてきた
川太LINE
「ちょっと運転してて
すぐに返信出来なくてごめん。
早く帰った方がいいと思って
もう近所まで帰ってきたよ。」
ね。
テンプレートのように
思った通りの返信。
ということは、
リクの家に行ったという予想も
思った通りなんだろうか。
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