登場人物
高崎 舞香さん…39歳 今回の主人公。
パート勤めをしており、
4歳の娘（日菜ちゃん）がいる。
相談相手は実のお姉さん。（春香さん）
高崎 誠……40歳 舞香さんの夫。
ある日突然、好きな人がいるから
離婚したいと舞香さんに告げる。
相手は同じ部署の（藤沢美波）という女性。
アンナ…現在香港に住むシングルマザー
元夫（正木）と誠は野球観戦友達。
元夫はメディアにも少し顔を出したりする
業界では有名人。
しかしアンナキッズは、元夫との子供ではなく
それを元夫は知らない。
キッズは誠のことを「パパちゃん」と呼ぶ。
鈴木紗栄子…土曜日の夕方、舞香さんたちの家に
突然やってきて色々暴露を始める。
アンナとの息子さんは
ご主人の本当の子供ではない。
そんなことを他人の自分が伝えて
一体何をしたかったんだろう。
舞香さんは突然
そんなことを思ってしまって
次の言葉が出てこなくなった。
舞香さんの姉
「途中で口を挟んですいません。
妹が黙り込んでしまったので
代わりに私が話します。」
アンナの元夫
「えっ、、あぁ、はい。」
舞香さんの姉
「私は、、同じ女性として母親として
アンナさんのような人は
許せないんですよ。
元夫さんのことも傷つけていますが
お子さんを連れ回して
不倫相手にも会わせて
挙げ句の果てに父親も違う。
子供を傷つける母親が
許せないんです。」
アンナの元夫
「それは、、そうですよね。」
舞香さんの姉
「だから・・
だから元夫さんをお呼びしたのは、、
お子さんの本当の父親が
知りたいからなんです。
本当の父親を知ったら
お相手によっては
ご主人が傷つくかもしれないって
思ったんですけど・・・
ずっとご主人を騙したままなんて
許せないじゃないですか。
私は正直、彼女を懲らしめたい。
でも、私たちではこれ以上
調べようがないんです。」
アンナの元夫
「それで、、私にそれを
調べて欲しいということですか・・」
舞香さんの姉
「そうですね、要件をお伝えするなら、
そうかもしれません。
そんなこと私たちが知って
一体何になるのか、って
言われるかもしれないんですが
それなら何か違う案を考えないと、、
このままでは妹の心が
死んでしまうんです・・
だからいてもたってもいられなくて
こうして元夫さんに
会いにきた流れです。
すいません、、こんな、、」
アンナの元夫
「。。。」
アンナの元夫さんは、
天井を見上げる。
アンナの元夫
「・・僕も今、頭は混乱中です。
正直、どうして別れた妻のことで
今自分がこんなに
振り回されなければいけないのか。
でも、言ってても仕方ないです。
事実は事実なので。
だから。。そうですね、、子供の
本当の父親について・・
私が、、、え調べます。」
舞香さん
「えっ、調べてくださるんですか？」
アンナの元夫
「私もここまで聞いて
気にならないわけがありません。
それに養育費については、
そいつも払う義務がありますし。」
舞香さん
「ありがとうございます。」
アンナの元夫
「いや、でも実際どうやって調べるのか・・
何も思いつきませんけどね。
アンナの元夫さんが
画面越しに、全く何も話さない
私の方を見た。
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