チビうさちゃんのママは

娘が傷つけてしまったお友達が誰なのか

謝りたいので教えて欲しいと

先生に伝えたようです。

 

 

 

先生①

「それで、こちらの判断になるんですが

 その場でパンちゃんの名前を

 伝えさせてもらったんです。

 

 そしたらすぐにチビうさちゃんと

 チビうさちゃんのお母さんが

 パンちゃんのところに行って

 しっかりとお顔を見て、

 

 パンちゃんに発した言葉では

 絶対になかったこと

 

 そして、たとえそうだとしても 

 そんな言葉を言ってしまって

 ごめんなさいって、謝ってくれたんです。

 

 そしたらパンちゃんが

 (よかったー。いいよーー。)

 って笑顔になって、 

 二人でぎゅーをしてました。」

 

 

 

「あぁ、そうでしたか。

 よかった・・」

 

 

 

先生①

「はい、それでその後チビうさちゃんの

 お母様からは

 パンダさんにLINEをしようか

 どのタイミングで謝罪をしようかと

 ご相談されたのですが、どうされますか?」

 

 

 

「えっ、いやいいですいいです!

 子供達が二人でぎゅー出来たんなら

 親がどうこうする話じゃないので!

 

 でも、とはいえきっと

 チビうさちゃんのお母さんなら

 いろいろと気にかけてしまうと思うので

 今度お会いした際にでも

 こちらから話しますよ。

 

 それまでひとまず先生から、

 もう気にしないでくださいと

 お伝えいただけますか?」

 

 

 

先生②

「はい、もちろんです。

 

 チビうさちゃんが帰った後

 パンちゃんすっごく安心したみたいで

 元気に遊んでいました。」

 

 

 

そんな、ご報告がありました。

 

 

その後チビぱんだと合流した際には

私と先生がこんなにたくさん

お話しした後だとは知らないので

 

 

 

チビぱんだ

「ママ!あのね!チビうさちゃん

 やっぱりあの言葉

 パンちゃんに言ったわけじゃないみたい!

 

 でも、他のお友達にも

 直接言った言葉じゃないみたい。

 

 心で思っちゃったことが

 口から飛び出ちゃったみたい!」

 

 

 

「へぇ、そうだったんだー。」

 

 

 

チビぱんだ

「そうなの。

 ダメな言葉ってわかってても

 飛び出ちゃうことあるよねぇ。」

 

 

 

「まぁ、あるかもねぇ。」

 

 

 

チビぱんだ

「だからチビうさちゃんと、

 ぎゅーして、ニコニコ

 バイバイできたんだよ!!

 

 先生とチビうさちゃんのママも

 いっぱい話してくれたんだよ。」

 

 

 

と、とっても嬉しそう。

 

 

 

「そっか、じゃあママも

 今度チビうさちゃんのママと会ったら

 ニコニコバイバイしなきゃね。」

 

 

 

チビぱんだ「うん!!」

 

 

 

私が今回のことで、

チビぱんだに伝えたかったこと。

 

 

それは、

大人は裏切らないと言うこと。

 

 

あなたのことを大切に想う人

見てくれる大人が

ちゃんと側にいるよ、ということ。

 

 

 

今後成長してゆく過程で、

自分が大人になるということに

希望を持って欲しいから。

 

 

 

 

それから数日後、

卒園前の準備の際に

チビうさちゃんのママに会いました。

 

私の方が先に見つけたので

ダッシュで近づいて行ったら

 

 

チビうさちゃんのママ

「うわぁぁーー

 パンちゃんママぁぁぁ!!えーん

 

 LINEしようと思ったの!

 電話がいいのかなって思ったの!!

 

 でも、直接会って顔を見て

 いうべきかなとも思ってたの!!

 あれから毎日ずーっと

 考えてたんですよぉぉ!!」

 

 

と、泣きそうな顔で駆け寄ってきてくれて

 

 

「そんな風に思ってくれてそうだったから

 私も早く会いたかったですよ。

 

 だってチビうさちゃんいい子だから。」

 

 

 

チビうさちゃんママ

「そんな風に言ってくれて

 ありがとうございます笑い泣き

 

 ごめんなさい!!

 本当に、ごめんなさい!!」

 

 

 

「こちらこそ、

 先生にご相談する形になったので

 心配おかけしてしまって

 ごめんなさいっ」

 

 

 

チビうさちゃんママ

「そんなことないですー!!

 これからもお願いしますー!!えーん

 

 

 

 

と、そんな感じで二人でワーワー言いまして

 

最初はどうなることかと思いましたが

やっぱり思っていた通り

チビうさちゃんもチビうさちゃんのママも

問題解決のためにきちんと向き合ってくれる

素敵な二人でした。

 

 

 

今回のことで思うのは

子供の言葉って、家族や兄弟だったり

テレビやYouTubeで見た言葉が

スッと入ってきてしまって

つい使ってしまうことがありますから

 

そこを全部把握したり、注意するというのは

すごく難しいですよね。

 

だからこそ、何か起こってしまった時に

どう対応するのか。

それが親の立場としても

 

まぁ・・社会生活でも大事ですよね。

 

 

 

今回は先生の対応もすごく早くて

チビうさちゃんママもチビうさちゃんも

真摯に対応してくれたので

結果オーライで良かったですが

 

今後はそうもいかないこともあると思うので

これからも1つずつ目の前のことに

向き合ってゆけたらなと思いました。

 

 

 

 

 

 

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