登場人物

 

高崎 舞香さん…39歳 今回の主人公。

パート勤めをしており、

4歳の娘(日菜ちゃん)がいる。

相談相手は実のお姉さん。

 

 高崎 誠……40歳 舞香さんの夫。

ある日突然、好きな人がいるから

離婚したいと舞香さんに告げる。

相手は同じ部署の(藤沢美波)という女性。

 

 

誠とのやりとりを

速攻で美波の姉に伝えた舞香さん。

 

その後、私たちのグループLINEでも

その内容は伝えてくれた。

 

 

 

舞香さん姉LINE

「誠って、そんなに自由に

 10万単位のお金使えるの?

 

 舞香のところって、

 お小遣い制じゃないの?

 

 ってうちも違うけどさ。」

 

 

 

舞香さんLINE

「そうだね。お小遣い制、、

 って感じではないよ。

 

 給料明細は全部見せてくれて

 生活費に不満もなかったから・・

 お金が減ってくっていう印象は

 全然なかったよ・・・

 

 だけど誠は株とかもやってるし

 実際本当の資産がどのくらいかは

 全然把握してないの。」

 

 

 

 

舞香さん姉LINE

「じゃあ、美波が持ってるパソコンとか

 高級なお寿司屋とかは

 全部誠が与えてるってことで

 違和感ない?」

 

 

 

舞香さんLINE

「わからない、、全然・・・

 

 だけど結婚前もあんまり

 誠は堅苦しい場所が

 好きじゃなかったから

 行ってるイメージなかったけど、、

 

 おしゃれなレストランの

 領収書とか出てきたわけだし

 美波に頼まれたら

 連れて行ったのかもしれない。」

 

 

 

舞香さん姉LINE

「じゃあ美波の方に、他に

 付き合ってる人がいるとか

 そういう線でも考えてみたら

 いいのかな、、

 

 誠も騙されてたっていうケース。」

 

 

 

私LINE

「他に付き合ってる人がいるなら

 結婚迫ったり、子供が欲しかったり

 しますかね。」

 

 

 

突然私も割り込んでみる。

 

 

 

 

舞香さん姉LINE

「まぁ確かにそこは、、そうですね。

 複数付き合ってるなら 

 むしろ結婚なんかしたら

 別れないといけなくなりますもんね。」

 

 

 

私LINE

「そうですそうです。

 

 だから、、もしかしたらほんの少しは

 探偵の力も

 必要になるかもしれませんね。

 

 美波の方と、ご主人の方の

 2人で会ってない日の動きが

 知りたくなってきました。」

 

 

 

舞香さん姉LINE

「なるほど。

 

 それじゃあまずは

 パンダさんお得意の尾行から

 一緒にしませんか!!」

 

 

 

私LINE

「いや別に、私は尾行

 得意じゃないんですが真顔

 

 っていうか

 そんなにやってないんですが真顔

 

 

 

 

舞香さん姉LINE

「じゃあ、偶然バッタリ作戦とか!」

 

 

 

舞香さんのお姉さん

めっちゃ過去のブログ読んでくれている。

 

ありがとう。

 

 

 

とか、言ってる場合じゃない。

 

 

 

 

確かに一番顔を知られてないのは

私なので、尾行するな、、ら、、

 

 

いや

 

 

あかん。

 

 

また首を突っ込み過ぎてしまう。

 

 

 

 

私LINE

「ひとまず美波のお姉さんに

 なんかのタイミングで

 美波の携帯を借りるとかして

 中身見れないかって

 聞いてみてもらえませんか?

 

 誠とのやりとりもそうですけど

 誠以外に、連絡とってる人が

 いないかどうか。」

 

 

 

 

舞香さんLINE

「わかりました。でも、

 一緒に住んでるわけじゃないので

 なかなかそれも時間かかりそうです。」

 

 

 

舞香さんの姉LINE

「舞香がなんとかして

 誠の方の携帯も見れたら

 手っ取り早いんだけどね・・・

 

 暗証番号、なんとかして

 わかんないかなぁ・・・」

 

 

 

私LINE

「あ、、それじゃあ日菜ちゃんに

 携帯借りてもらうのはどうですか?

 

 YouTube見たいからとか言って。

 

 

 その時に、舞香さんのお姉さんが

 ご自宅に遊びに行くとか

 そういうシュチュエーションにして

 一緒にそのYouTubeを見てるふりして

 お姉さんがこっそりLINEを見るんですよ。

 

 まさかお姉さんに調べられるなんて

 思いつかなくないですか?

 

 その間舞香さんは、

 誠に何かしら理由をつけて

 話しかけるんです。」

 

 

 

 

と、もちろんその場の思いつきの

ノープラン。🐼

 

 

 

 

 

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