登場人物

 

高崎 舞香さん…39歳 今回の主人公。

パート勤めをしており、

4歳の娘(日菜ちゃん)がいる。

相談相手は実のお姉さん。

 

 高崎 誠……40歳 舞香さんの夫。

ある日突然、好きな人がいるから

離婚したいと舞香さんに告げる。

相手は同じ部署の(藤沢美波)という女性。

 

 

 

 

昨日の夜、誠に会ったという

不倫相手の姉。

 

 

 

藤沢姉

「妹は・・妹の不倫は今回

   初めてではありません

 

 だから私は一刻も早く、 

 辞めさせたいんです。」

 

 

 

舞香さん

「・・・・初めてではない・・

 んですか・・・?」

 

 

 

藤沢姉

「はい・・・」

 

 

 

聞きたいことがどんどん溢れてきて

何から聞いたらいいのかわからない。

 

 

 

藤沢姉

「それで家族が振り回されて、

 慰謝料も取られて大変だったのに

  

 なんでまた、、って思ってますよ。

 

  

 昨日、ご主人が席を離れた時に

(また不倫でしょ?どうするつもり?)

 

 って聞いたら

 

(マコちゃんなら大丈夫!

 もう夫婦は破綻してるみたいだし)

 

 っていうんです。」

 

 

 

舞香さん

「それを妹さんは、、、

 信じてるんですか?」

 

 

 

藤沢姉

「・・・信じてるというか

 

 ・・・昨日ご主人は私にも

(近いうちに妹さんと

 一緒になる予定です)

 

 とも言ってたんです。」

 

 

 

 

舞香さん

「・・・・・・・」

 

 

 

まだ離婚も成立してないのに

外で平然と、何を言ってるんだろう。

 

 

 

 

藤沢姉

「それでも私は信じられないので

 また騙されるよって言ったんですが

 

(そんなに不安なら

 お姉ちゃん聞いてきてよ!)

 

 って言われました。」

 

 

 

舞香さん

「それで・・・

 今日ってことなんですね。」

 

 

 

藤沢姉

「そうですね、でも私は、

 妹に言われたからではなくて

 お会いして、お詫びと

 お話がしたかったので

 

 流れでお会い出来ることになったのは

 良かったと思ってます。」

 

 

 

舞香さん

「そうですか・・・

 

 私も夫の話を聞いて

 何からどうしたらいいのか

 困っていたところだったので・・」

 

 

 

 

藤沢姉

「そうですよね・・困りますよね・・」

 

 

 

 

舞香さん

「だけどうちの夫が、バカなんですよ。

 若い女の子に好かれて

 有頂天になってるはずなので・・」

 

 

 

藤沢姉

「いえ、妹が悪いです・・

 

 だってこんな、、、2度も・・」

 

 

 

 

舞香さん

「あの・・・差し支えなければ

 以前のケースを教えてください。

 

 どうして奥さんが

 知ることになったのか、、

 最後はどうなったのか・・・」

 

 

 

 

藤沢姉

「それは・・

 

 妹が住むマンションの部屋に

 不倫相手と2人でいた時、

 お相手の奥様が訪ねてきたんです。」

 

 

 

 

舞香さん

「えっ・・

 

 

 ということは相手の奥さんは

 妹さんの住所を、

 突き止めたってことですか?」

 

 

 

 

藤沢姉

「いえ・・妹はなぜか・・

 

 奥さんに自分の存在を

 知らせたくなってしまうようで、、」

 

 

 

舞香さん

「????」

 

 

 

藤沢姉

「年賀状を出したんですよ。

 

 不倫相手の家に。」

 

 

 

 

舞香さん

「・・・年賀状・・?

 

 

 

 ・・・・・

 

 

 

 ってことは、

 妹さんの前の不倫相手って、、」

 

 

 

 

 

藤沢姉

「・・はい、

 

 

 

 同じ会社の上司です。」

 

 

 

 

 

 

 

 

そこの会社、どーなってんの。

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

Tシャツオシャレ感がアップする

  パーカーも半額!!