彼氏の合鍵を使って
勝手に部屋で待っていた後輩。
コメントにもありましたが
勝手に待っているって本当に
トラウマ級になるとは思うので
私
「突撃する前に一旦彼氏に
ちょっとLINEするとか
もはや部屋にいることとかは
伝えた方がいいと思うよ。
そのベランダガラッと開けて
って、心臓止まるから。」
と伝えたところ
後輩ちゃん
「・・わかりました。
じゃあ一旦電話切りますね。
すいませんでした。
また状況変わったら
電話していいですか。」
私
「状況は変わると思うけど
ひとまずどうなったかは
あとで教えて」
そんな感じで電話を切って
結果的に彼女から連絡が来たのは
その2時間後でした。
◆
まず彼女はベランダから
彼にLINEで聞きました。
後輩ちゃん(今どこにいる?)
そしたらちゃんと返事が来て
彼
(もう家にいて、眠いから寝るところー)
と。それから
後輩ちゃん
(じゃあ、私今仕事終わって
近くにいるから寄るね。合鍵で入って、
起こさないようにするから寝ててもいいよ。)
と返すと焦った様子で
彼
(明日早いから、むしろ起こしちゃうし
迷惑になっちゃうから
今日は帰った方がいいよ)
後輩ちゃん
(ちょっと顔が見たいだけ。
それなら、少し寄ったら私
すぐに帰るから)
なんて、このやりとりも
彼の家のベランダで待っている状態も
どう考えても後輩ちゃんの方が
重たい女感満載なんですが
結局彼も彼で
家に女性を連れ込んでますからね。
彼
(さすがに今日はごめん。
もう疲れてるから寝ちゃうよ。
会うのは明日にしよう。
明日なら食事から行けるし。)
後輩ちゃん
(どうして?もしかして今
誰かと一緒にいるの?)
彼
(いるわけないじゃん。
もう寝ちゃうから、返信できないよ)
このままでは
既読スルーになってしまうと
思ったその時。
後輩ちゃん
(ごめん。実はもう来てる。
その女の子、泊まらせるつもり?)
と、ホラーな返信を。
ベランダからは
角度的にうっすら家の中が
見えている状況でもあり、
彼女は彼の焦った様子もわかってしまう。
彼
(ちょっ、どういうこと?
もしかしてマンションの入り口にいた?
怖いんだけど!!)
後輩ちゃん
(怖いのは⚪️⚪️君だよ!
俺がいない時でも
いつでも来ていいからねって
合鍵くれたのはそっちでしょ?
そんなことするならどうして
合鍵なんかくれたの?)
その時彼は焦った様子で
連れてきた女性に
何やら話しかけている様子。
すると女性は何やら立ち上がり
ベッドの下とか、押し入れを開け始めた。
なんだか慣れているようにも見える。
後輩ちゃんは咄嗟に考える。
このままカーテンを開けられて
ベランダに自分が隠れてるとなると
自分の方が
みずぼらしく見えてしまう気がする。
後輩ちゃんは、ベランダのドアを
3回ノックした。
すると、彼の方は驚いた顔をしたが
女性の方はビクともせず
ベランダのドアの前まで
歩いてきたのが見えたので
後輩ちゃんはカラカラと
ベランダのドアを開けた。
※2話で終わらせるつもりでしたが
長くなったのであと1話だけ
お付き合いください。
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