彼氏の合鍵を使って

勝手に部屋で待っていた後輩。

 

コメントにもありましたが

勝手に待っているって本当に

トラウマ級になるとは思うので

 

 

 

「突撃する前に一旦彼氏に

 ちょっとLINEするとか

 もはや部屋にいることとかは

 伝えた方がいいと思うよ。

 

 そのベランダガラッと開けて

 って、心臓止まるから。」

 

 

 

と伝えたところ

 

 

 

後輩ちゃん

「・・わかりました。

 じゃあ一旦電話切りますね。

 

 すいませんでした。

 また状況変わったら

 電話していいですか。」

 

 

 

「状況は変わると思うけど

 ひとまずどうなったかは

 あとで教えて」

 

 

 

そんな感じで電話を切って

結果的に彼女から連絡が来たのは

その2時間後でした。

 

 

 

 

 

まず彼女はベランダから

彼にLINEで聞きました。

 

 

後輩ちゃん(今どこにいる?)

 

 

そしたらちゃんと返事が来て

 

 

(もう家にいて、眠いから寝るところー)

 

 

と。それから

 

 

後輩ちゃん

(じゃあ、私今仕事終わって

 近くにいるから寄るね。合鍵で入って、

 起こさないようにするから寝ててもいいよ。)

 

 

と返すと焦った様子で

 

 

 

(明日早いから、むしろ起こしちゃうし

 迷惑になっちゃうから

 今日は帰った方がいいよ)

 

 

後輩ちゃん

(ちょっと顔が見たいだけ。

 それなら、少し寄ったら私

 すぐに帰るから)

 

 

 

なんて、このやりとりも

彼の家のベランダで待っている状態も

どう考えても後輩ちゃんの方が

重たい女感満載なんですが

 

結局彼も彼で

家に女性を連れ込んでますからね。

 

 

 

(さすがに今日はごめん。

 もう疲れてるから寝ちゃうよ。

 会うのは明日にしよう。

 明日なら食事から行けるし。)

 

 

 

後輩ちゃん

(どうして?もしかして今

 誰かと一緒にいるの?)

 

 

 

(いるわけないじゃん。

 もう寝ちゃうから、返信できないよ)

 

 

 

このままでは

既読スルーになってしまうと

思ったその時。

 

 

 

後輩ちゃん

(ごめん。実はもう来てる。

 その女の子、泊まらせるつもり?)

 

 

 

と、ホラーな返信を。

 

 

 

ベランダからは

角度的にうっすら家の中が

見えている状況でもあり、

彼女は彼の焦った様子もわかってしまう。

 

 

(ちょっ、どういうこと?

 もしかしてマンションの入り口にいた?

 怖いんだけど!!)

 

 

 

後輩ちゃん

(怖いのは⚪️⚪️君だよ!

 俺がいない時でも

 いつでも来ていいからねって

 合鍵くれたのはそっちでしょ?

 

 そんなことするならどうして

 合鍵なんかくれたの?)

 

 

 

その時彼は焦った様子で

連れてきた女性に

何やら話しかけている様子。

 

 

すると女性は何やら立ち上がり

ベッドの下とか、押し入れを開け始めた。

 

 

なんだか慣れているようにも見える。

 

 

後輩ちゃんは咄嗟に考える。

 

このままカーテンを開けられて

ベランダに自分が隠れてるとなると

自分の方が

みずぼらしく見えてしまう気がする。

 

 

 

後輩ちゃんは、ベランダのドアを

3回ノックした。

 

 

 

すると、彼の方は驚いた顔をしたが

女性の方はビクともせず

ベランダのドアの前まで

歩いてきたのが見えたので

 

後輩ちゃんはカラカラと

ベランダのドアを開けた。

 

 

 

※2話で終わらせるつもりでしたが

長くなったのであと1話だけ

お付き合いください。

 

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