今回は、
不妊治療と妊娠報告の話を書きます。
これこそアメンバー記事とかに
したらいいのかなと思いましたが
アメンバーを募る予定がないため
通常記事にアップします。
妊娠報告系の記事は
苦手な方もいらっしゃると思いますので
苦手な方は、また次回の記事から
お読みいただけたら嬉しいです。
◆
私の大好きな後輩で、10年以上
妊活をしている友人がいました。
彼女はいわゆるバリキャリで
30歳になったばかりの頃に
今のご主人とは運命的な出会いで結婚し
結婚生活は順調で
仕事は年を増すごとに忙しくなる日々。
子供はまだ先かなと
結婚当初は思っていたようですが
今の仕事を40代、50代になっても
続けていきたいと決めていたそうなので
今のうちに子育てと仕事を両立させながら
子供の手が離れた40代中盤ごろにはまた
さらに仕事に力を入れていきたいと
思っていたようです。
しかし、
2年経ち、3年経ち、
なかなか子宝に恵まれず
さらに1年くらい経過した時
私が40歳前後で妊娠をした時
彼女から面と向かって相談がありました。
後輩
「これまで、私より後に結婚した友人が
順調に子供が出来ていたり
妊活のために仕事を辞めたりして
すごく焦ってました。
仕事もパートナーとの関係性も
すごく順調だったのに
ないものを、欲しがってるんです。
多分私って、いわゆる「不妊様」で
真っ黒い気持ちで世間を見てることも
たくさんあります。今でもそうです。
治療にはすでに
すごい金額のお金を使いました。
でも、、先輩でバリキャリだった
パンダさんの妊娠は
素直にすごく嬉しいです。
本当です。
諦めていた妊活に希望が持てたんです。
仕事も辞めなくてもいいんだ
頑張っていいんだって。
だから、、何度も諦めたり
気持ちが引き戻されたりの繰り返しですが
やっぱり私、もし出来ることなら
子供を授かりたいんです。
私まだ、、頑張ってもいいですかね・・」
彼女は大きな涙をボロボロ流しながら
これまでの苦しかったこと
悔しかったこと、真っ黒い気持ちが
どんなものなのか、
だけど仕事にもプライドを持っていて
簡単に辞められないこと
たくさん話してくれました。
それから私も、彼女と一緒に
どんな病院がいいのか、
どんな方法がいいのか
一緒に調べました。
当時彼女は藁をも縋りたくて
占いにも行って相談しては
その結果に一喜一憂したり
ありとあらゆる神社にも
お参りに行ったりもしていました。
その間に、病気にもなりました。
しかし
それからさらに5年。
医療も、それ以外のことも
様々な方法を繰り返し
今年42歳になる彼女がこの秋
自然妊娠をしました。
それがわかった日、
泣いて報告をしてくれた彼女。
本っ当に、嬉しかったです。
持病との兼ね合いもあって
婦人科の先生とも相談しながら
しばらくは両親にも言えず
世界でご主人と私だけに
報告をしてくれていた彼女。
やっと先週安定期を迎え、
ご家族のもとに10数年越しに
妊娠の報告が出来ました。
マイナートラブルもあるので
毎日がハピネスな
マタニティライフではないと
本人も言っていましたが
結婚だって出産だって
それを決めた時がゴールなわけなくて
むしろスタートです。
彼女に言えることは
私もいわゆる高齢出産ですが
今のところ高齢出産であることが
何かのネックになったことは
1つもありません。
むしろ精神的にも経済的にも
安定している今で良かったと
思うことも多いです。
なんてまぁ・・・
体力面ではゼーハーしていますし
これから将来のことを考えたら
もちろん若い方が良い面も
あるとは思うのです。
しかしこればっかりは、
人それぞれ体力も環境も違うので
周りがどうのこうのいう話でもなくて
とにかく来年の春
彼女に待望の可愛い赤ちゃんが
産まれてくる日を
今から待ち望んでいます。
ーーーーーーーーーーーーーー