怒り爆発の気持ちが

静かに爆発してしまった私。

 

 

 

パンダ夫

「・・・・・・」

 

 

 

「あなたはここに帰ってきても

 一人暮らし気分ですか?真顔

 

 

 

 

パンダ夫

「違います・・:(;゙゚'ω゚'):」

 

 

 

 

そう言って、パンダ夫が

靴下を出そうとする。

 

 

 

すると隣でチビぱんだが

 

 

 

チビぱんだ

「パンちゃんは

 ママとお着替えしたいよぅ。」

 

 

 

と言うので、

イライラしてしまっていた私は

 

 

 

 

「パンちゃんも、

 自分でお着替え出したり

 パパと一緒にできるでしょ。

 

 パパにも動いてって言って!」

 

 

 

と言ってしまい

 

 

 

チビぱんだ

「パンちゃんは、ママがいいんだよぅ」

 

 

 

 

と、今にも泣き出しそうに。

 

 

結局その日の出がけに

玄関までお見送りはしましたが

夫にはムスッとした顔をしたまま。

 

 

でも、靴を履いたチビぱんだは

私にぎゅっと抱きついて

 

 

 

チビぱんだ

「パンちゃんはママが大好き」

 

 

 

と。

 

 

 

 

 

パタン。

 

 

玄関の閉まる音で、涙がハラハラ。

 

 

 

チビぱんだの前で

あんな言い方してしまったことと

それでも止まらぬ夫へのイライラ。

 

 

 

それからお昼にパンダ夫から

「今朝はごめんなさい。

 というかいつも、

 朝の準備を任せきりでごめんなさい。

 夜に、めっちゃ謝ります。」

 

 

と連絡がありましたが、

返信しようとすると

言いたいことが(主に嫌味)

爆発してしまいそうだったので

スルーしてしまいました。


 

 

 

 

そして、夕方。

 

 

 

 

チビぱんだを迎えに行き、

 

まずは

巻き込んでしまったチビぱんだに、

私からのごめんなさいを。

 

 

 

「パンちゃん、今朝はパンちゃんの前で

 パパに怒り爆発してごめんね。

 

 パンちゃんが嫌な思いをしたよね。」

 

 

 

 

 

 

チビぱんだ

「うん、いーよいーよ。

 だってパパ、ナーンにも

 やってなかったんだから。」

 

 

 

 

そこで、

(いやいや、でもあれは

 ママが悪かったから・・)

 

 

 

とか、言えればいいんですけどね。

 

私も抱えていた気持ち

たくさんあったので、

5歳児のチビぱんだに

 

 

 

 

 

「あ、はい。そうなんです真顔

 

 さすがに朝は、なんかやってよと

 思ってしまいました。はい。」

 

 

 

 

とか、正直に言ってしまう私。

修行が足りないな。

 

 

 

すると

チビぱんだは机に向かい始め

 

(ママはみちゃだめよ)と

せっせと何かを書き始めた。

 

 

 

 

一体なんぞや。真顔

と思っていたら夜になり、

 

 

 

パンダ夫が、帰ってきた。

 

 

玄関にすぐに飛んでいくチビぱんだ。

私は素直になれず、

キッチンでそのまま洗い物。

 

 

 

けれど耳を澄ましてみると

 

 

 

チビぱんだ

「パパ、部屋に入る前に

 これを書いて!!」

 

 

 

パンダ夫

「いやでも、先にパパはママに

 ごめんなさいに行かねば!!」

 

 

 

チビぱんだ

「いいから!さきに書いて!!」

 

 

 

「????」

 

 

 

 

玄関で一体2人は

何をやっているんだろう。

 

 

 

なんだか2人で、

むにゃむにゃ話している。

 

 

 

さらに聞き耳を立てる。

 

 

 

チビぱんだ

「パパ?

 どうしてママが怒ったのか

 ちゃんとかんがえたほうがいいよ。

 

 なんでママがおこったのか

 りゆうがあるでしょう。

 

 あと、そのときパパは

 パンちゃんに

 きびしい言いかたしたけど

 パンちゃんなんでおこられたの?」

 

 

 

 

「お・・・おぉ・・・

 私より厳しい人がいる・・・凝視

 

 

 

 

 

それから5分後。

 

 

 

チビぱんだ

「ふぅ、やれやれ。

 ママー、ちょっときてー。」

 

 

 

私「はいー。」

 

 

 

呼ばれて玄関に行くと、

渡された折り紙にチビぱんだの字で

 

 

「はんせいぶん」

 

 

と、書いてある。

 

 

 

私「え。」

 

 

 

そしてパンダ夫の字で

 

「ママが忙しい時に

 お手伝い出来ずごめんなさい。

 これからはちゃんと

 お手伝いします。」

 

 

と書いてあり、

 

 

 

パンダ夫

「ずっと1人で、毎日ありがとう。

 気づかないこと沢山あるけど、

 言ってもらえないと 

 わからないこと多いけど

 頑張るから。」

 

 

 

 

と、その折り紙を渡してくれました。

 

 

 

私「・・・・」

 

 

 

意地を張る私が、

うー・・と考えていると

チビぱんだが手をとって、

 

 

 

 

チビぱんだ

「ごめんなさいの後は、 

 あくしゅでしょ」

 

 

と。

 

なんだかそれで、

意地を張っていた私も

バカらしくなってしまって、

 

喧嘩終わり。

 

 

こうしてチビぱんだが、

怒り爆発の私の心と、

 

怒られてしょげていた

パンダ夫の気持ちを

溶かしてくれました。

 

 

 

 

あとで

 

 

「反省文なんて存在、どこで知ったの?

 書いたことあったの?」

 

 

 

と聞いたら

 

 

 

チビぱんだ

「ないよ。でも、

 ゆーちゅーぶで見たんだよ。

 

 ちゃんと書いたら

 パパもわかってくれたんだから

 ゆるしてあげてね。」

 

 

と言われました。

キミ、本当に5歳?( ・∇・)

 

 

 

 

私はチビぱんだが普段

怒ったところを見たことないですが

 

5歳児って、

怒らないんですっけ??

 

ママは時々オニババだけど?

 

 

 

 

とにもかくにも、

チビぱんだに、救われた夜でした。

 

 

 

 

 

 

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理不尽な妻にはならないように、、

と思って、読んだことありますが

 

共感も出来てしまった本です目