登場人物 （前職の会社の同期たち）
パンダ…私。
藤木くん…20代で独立して、すぐにその事業で成功する。
現在も仕事はとても順調。現在奥さんと離婚調停中。
２人の子供がいる。
ZくんとYくん…同期の男子
Aちゃん…同期の女子
藤木くんの結婚式に行った
ZくんとYくん。
2人は口を揃えてその結婚式を
「今までで一番最悪の結婚式」
と表現した。
そして
ZくんLINE
「つまり結婚式の3日前に
俺たちの分のホテル
取ってないから探す
って連絡きたんだけど、
結局前日になっても、
連絡来ないわけよ。」
私LINE
「それ、いくら奥さんが
段取りしてくれてなかったとしても
3日前には、ホテル取ってないって
気づいたんだから、
今、何も動いてないなら
藤木くんがもう
ヤバイ人って気がするけどね。」
AちゃんLINE
「私もそう思う。」
YくんLINE
「私もそう思う。」
私「いや（笑）」
ZくんLINE
「いや（笑）もう本当に
笑えないんだけど
（結局俺たちって、結婚式に
招待されてるっけ？
行っていいの？）って
冗談半分に聞いたら即電話きて
（もちろん、席も用意してあるから
絶対来て欲しいけど、
ホント申し訳ないけど
ご祝儀いらないから
自分たちでホテルの段取りつけて
来てくれるかな！）
って言われたんだよなぁ。前日に。」
YくんLINE
「そうそう、それでさ、
急いで探したんだけど
その式場の周りって
そんなに宿泊施設なくて
あってももう急すぎて
全然空いてなくて
結局あったのは式場からは
1時間以上離れたところの
すっごい安宿だったんだよね。」
ZくんLINE
「そうそう、
リゾート挙式っていうから
俺らもちょっとそういう場所で
のんびり過ごそうかなって
2人で話してたんだけどさ
もう全然そういう暇もなくて
バタバタしたよな（笑）」
結婚式とは、来てくれる人への
おもてなしの精神、みたいなのも
あると思うのだけど、
どうやら藤木くんにも奥さんにも
その配慮は
欠けまくっている様子。
AちゃんLINE
「藤木くんって、まあ元々
繊細では無いと思うけど
そのあたり、
ちゃんとしたタイプだと
思ってたんだけどな・・・
それで？肝心の結婚式は
どうだったの？」
YくんLINE
「いや、なんかぐっちゃぐちゃ。」
私LINE
「全然わからないけど、
どういう意味？」
YくんLINE
「まず急に奥さんのお婆さんに
（あなたたちも何か
娘のために余興でもして）
って言われたんだよ。
当日の式場で。
お婆さん、初対面なんだけどね・・」
私 LINE「へ？」
YくんLINE
「俺ら余興なんか頼まれてないし
新郎側は、やるやつ他にいたし。
しかも嫁のためにって、
俺たちほとんど会ったことないのに
なんで？って思ったよな。」
私 LINE
「それで、どうしたの？」
YくんLINE
「新婦側の親戚がカラオケ歌ってたから
俺たち仕方なく、
カラオケ歌ったんだよ。
・・奥さんのために_:(´ཀ`」 ∠):」
AちゃんLINE
「・・へぇ・・それはそれは・・・」
Y くん LINE
「あとは奥さんの友達が
全員ハンターに見えた」
私LINE
「は？（笑）」
YくんLINE
「披露宴の時に、
新婦のお色直しとかあるでしょ。
そこで新郎の席に
めちゃくちゃお酒注ぎにきて
そこでいきなり職業聞かれたり
明らかに色目使われたり、、
あ、まぁそんなことはいいんだけど
なんだろうな、
新婦が友達に
全然愛されてない感。」
ZくんLINE
「その感じって、その場にいないと
わからないとは思うけど
友人のスピーチも全然心こもってないし
余興はないし
２次会では奥さんよりも
きてる新郎の友達目当てとしか
思えないような女たちだったよな。
あからさますぎて
何回か空気凍りついたもん。
つまり・・やっぱりあの奥さん
だいぶ曲者だなと、、思ったよ。」
結婚前から曲者な人が
結婚してから、
急に素敵な人に変わったケースを
私はまだ知らない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
