タクシーの運転手さんの
お話は続く。
タクシーの運転手さん
「あぁ、そう言えば僕、
それは日本人の話になりますけど
酔っ払いの女の子をね
乗せてたことがあって・・」
私
「あ、、それはもう・・・・
全部聞く前から何やら
大変な予感ですね・・・」
タクシーの運転手
「そうですね・・・その子に急に
(気持ち悪いから、吐きたい)
って言われましてね
(じゃあ急いで、
車道に寄せますね!)
って言ったんですけど
(間に合わない!!)って言われて
その途端っ
まだ車が止まる前なのに、
突然ドアを開けられたことが
あったんですね・・」
私
「えっ、止まる前に??」
タクシーの運転手さん
「そうなんですよ・・・
あれはもう、、今までの
運転手人生で一番
心臓止まりそうでした・・
せめて、ドアじゃなくて
窓開けてくれよって・・・
いやそれも危ないんですけど・・」
私
「それは、、事故にならなくて
良かったですけど・・・
車の中に吐かないようにって
・・・咄嗟に思ったんですかね・・」
タクシーの運転手さん
「まぁ吐かれてもそれはそれで、
もうその後続けて
お客さん乗せられないので、、
一旦その悪臭のまま
戻らないといけなくて
そこからの掃除とか、
最悪ですから、、」
私
「確かに・・その日の営業、
中断されてしまいますね・・」
タクシーの運転手さん
「そうですね。
ただ、車内汚されたりとか
そういうのはもう、
この業界にいたら仕方ないというか
あることなんですけど・・
勝手にドア開けるのだけはほんと・・・
外を運転してる方にとっても
相当なもらい事故じゃないですか・・」
私
「そうですよ・・・
だって私が運転してたとして
急に隣のタクシーの扉が開いたら
過ってハンドル切ったり
とにかく焦りますもん。」
タクシーの運転手さん
「そうなんですよ・・
実際、後ろから来た車に
本当にはねられて
最悪の事態になったケースも
他の会社さんの話ではあるんで・・」
あぁ、、
私
「そうなんですか・・・」
こういう話を聞くと、
自分だけ注意していても
それじゃあ防ぎようないよ・・
と思うような事故も
世の中にはありますが・・・
とにかく自分の子供、家族
身近な人たちには、
こういう話はちゃんと伝えて
マナーを守って
事故を防いでいかないとなと
心底思いました。
タクシーの運転手さんも
いろんなことに気を配って
お客さんを運んでくださってるんだなと
改めて、感謝の気持ちが広がりました。