シーズン16  登場人物

 

⚪️ 明日香さん

 今回の相談者。大好きな彼氏がいる。

 

⚪️ 恭介

 明日香さんの彼氏。明日香さんのことを想っていて、

 とっても優しい。

 

⚪️ 恭介の姉(朝子)

 恭介のことを溺愛している、、っぽい。

 

⚪️ 朝子の彼氏 大森

 

 

 

 

大森さんの

仕事の話を聞いていたのに

突然自分に話題を振られて

驚いた明日香さん。

 

 

 

 

大森さん

「ははは、明日香ちゃんって、

 今すっぴん?」

 

 

 

 

明日香さん

「へ?あぁ、、いやまぁさっき

 お風呂には入ってきましたけど

 メイク落としまでは

 まだしてないので、

 アイメイクはまだ・・・」

 

 

 

 

大森さん

「そっか、いやなんか

 大学生みたいな顔してて

 可愛いなーと思って。

 

 明日香ちゃんって

 メイクしてると綺麗系だけど

 本当は童顔なんだね。」

 

 

 

 

明日香さん

「そ、そうですかねぇ。」

 

 

 

 

恭介

「そこが可愛いとこだなーって

 僕も思ってます。」

 

 

 

 

 

明日香さんは返事に困ったが

恭介が軽いノリで返してくれて

助かったなと思った。

 

 

 

 

その時

 

 

 

 

朝子

「ちょっとー、そうやって

 他の女の子褒めるの

 やめてって言ってるよねー。」

 

 

 

 

可愛く不貞腐れる感じではなく

結構本気で、

怒っている様子の朝子。

 

 

 

 

大森さん

「他の女の子って

 弟さんの彼女だろー。

 

 気持ち的にはなんか 

 姪っ子みたいな感覚なんだから

 いいじゃないか。

 

 それに、すっぴん褒めただけだよ。

 それくらい、会話の流れで

 あることじゃないか。」

 

 

 

 

朝子

「姪っ子みたいって、

 10歳も違わないんだから

 女として見ようと思ったら

 見れるでしょ?」

 

 

 

 

恭介

「姉さん何言ってるんだよ。

 

 俺の彼女なんだから

 大森さんがそんなふうな目で

 見るわけないだろ。

 

 ヤキモチ妬くのはいいけど

 さすがに度がすぎるだろ。」

 

 

 

 

 

朝子

「何言ってるの、最初から

 こうして釘刺しておかないと

 この人危ないんだからー。」

 

 

 

 

 

恭介

「はいはい、それだけ姉さんは

 大森さんのことが

 大好きってことでね。

 

 それで大森さん、

 さっきのコンサルの話なんですけど

 どういう系の会社の人と

 やってるんですか?」

 

 

 

 

恭介が何とかその場を収めようと

話を逸らしてみる。

 

 

 

 

 

大森さん

「えぇとねぇ、基本的には」

 

 

 

 

すると

 

 

 

 

大森さん

「・・・あれ、あ、電話だ。

 これは出ないと。」

 

 

 

 

 

大森さんが、携帯の画面を見て

突然立ち上がる。

 

 

 

 

 

朝子

「ちょっと、どこから?」

 

 

 

 

 

大森さん

「ひとまず出てくるからっ。

 あとで話すよっ」

 

 

 

 

朝子

「だから、どこから?!」

 

 

 

 

 

朝子がそう言っている間に

大森さんはそそくさと

部屋から出て行ってしまった。

 

 

 

 

 

 

恭介「・・・・」

 

 

明日香さん「・・・・」

 

 

 

 

朝子「・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

恭介

「・・・姉さん、、、

 

 大森さんに、

 いつもあんな感じなの?」

 

 

 

 

 

恭介が、呆れたように尋ねる。

 

 

 

 

 

 

朝子

「あんな感じって何よ。」

 

 

 

 

 

恭介

「我がまま言いまくったり、

 あんな風なヤキモチ妬いたり

 電話かかってきただけで

 誰から?とかって聞いたり・・・

 

 だって、電話かかってきてる時に

 あんな聞き方する?

 相手が気になるとしても、

 戻ってきてからでいいじゃん。」

 

 

 

 

朝子

「別に、いつもじゃないし。」

 

 

 

 

恭介

「いや、あんなに優しい人に

 ずっとその態度だったら

 姉さんすぐに振られると思うよ。

 

 俺だったらあんなことされたら

 絶対嫌だから。」

 

 

 

 

朝子

「何よ、明日香さんだって

 恭介が他の女のすっぴん褒めてたら

 ヤキモチくらい妬くでしょ?」

 

 

 

 

明日香さん

「えっ、ま、まぁ、、。。

 

 多少は私もヤキモチは・・

 そうですね、、妬きますが・・」

 

 

 

 

 

 

とか、言わないわけにもいかない。

 

 

 

 

 

 

朝子

「でしょ!仕方ないじゃない。」

 

 

 

 

 

 

ガラっ

 

 

 

 

 

大森さん

「いやぁ、すまない。

 急に抜けたりして。。。」

 

 

 

 

 

 

大森さんが、思いの外すぐに

部屋に戻ってきた。

 

 

 

 

 

 

しかし

 

 

 

 

なんだかバツが悪そうな顔で

突然その場に正座をする。

 

 

 

 

 

ん。

 

 

 

どうした???

 

 

 

 

 

明日香さん

「????」

 

 

 

 

 

大森さん

「いやぁ、、、朝子ちゃん、

 ごめん、、、

 

 

 今日は、、、これから、

 

 東京に

 帰らないといけない・・・」

 

 

 

 

 

 

 

朝子

「は?今から?」

 

 

 

 

 

 

何が何だか、意味がわからなかった。

 

 

 

 

 

 

 

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楽器に興味がたくさんあるチビぱんだ。

 

私も弦楽器は触ってこなかったのですが

調べてみるとウクレレは「弦楽器という打楽器」

でもあるそうで上差し

 

チビぱんだの手の大きさには

ウクレレの大きさが程良くて

 

2人でYouTubeなどを見ながら、音階を練習中ですキラキラ

いつか親子で、弾けるようになれたらいいなぁ乙女のトキメキ