シーズン16  登場人物

 

明日香さん

今回の相談者。大好きな彼氏がいる。

 

恭介

明日香さんの彼氏。明日香さんのことを想っていて、

とっても優しい。

 

恭介の姉(朝子)

恭介のことを溺愛している、、っぽい。

 

 

 

 

恭介に誘われて、

ダブルデートをすることになった

金沢旅行。

 

 

待ち合わせに現れたのは

 

真っ白いワンピースを着て

おっきい帽子をかぶって

しっろいカツカツいう靴履いて

おっきいサングラスをかけた人。

 

 

 

 

恭介

「えっ、あれって、、姉さん・・

 なんであんな

 避暑地に行くみたいな・・」

 

 

 

 

恭介の方は

至ってシンプルな服装なのに。

 

 

 

 

恭介の姉

「二人とも早いわねー。

 もう来てたのー?」

 

 

 

 

ニッコニコで近づいてくる姉。

 

 

 

上機嫌で何よりだが、

明らかに浮いている。

 

 

 

 

恭介

「姉さん、、ちょっと今日

 派手じゃない?

 いつもそんな服装しないじゃん。」

 

 

 

 

 

恭介の姉

「そうなの、私も普段は

 こういうの着ないんだけどさ、

 

 この日のために、

 彼が買ってくれたのよ。

 こういうテイストの女性が

 好きなんだって〜。」

 

 

 

 

恭介

「男でそんなわかりやすく

 洋服のセンス、

 変わる人だったっけ?」

 

 

 

 

 

恭介の姉

「いいじゃない、

 彼が選んでくれたんだからー」

 

 

 

 

 

それから、ちょうど

待ち合わせ時間になったが

彼の方がまだ来ない。

 

 

 

 

 

恭介の姉

「あ、今LINE来た。

 あと5分で来るってさ。」

 

 

 

 

そして、本当に5分後。

 

 

 

 

 

 

 

明日香さん

「・・・あ、、、」

 

 

 

 

 

もう、あれやん。

 

 

 

絶対にアレやん。

 

 

 

 

 

明日香さんは、

遠方から歩いてくる人を見て

すぐに思った。

 

 

 

 

 

 

白い短パンに、

白いジャケット

 

そしてサングラスをして

白いハット。

 

 

 

 

 

恭介

「・・・お揃いの、

 コーディネートってわけね。」

 

 

 

 

明日香さんと恭介は

顔を見合わせた。

 

 

 

 

まぁ、、二人がいいなら

いいのだけど・・・

明日香さんはそう思いつつ

苦笑いをしていた。

 

 

 

 

 

「ごめんごめん、

 反対方向に行っちゃって。

 

 あっ、初めましてー!

 大森です。」

 

 

 

 

 

恭介の姉

「待ってたよー。

 

 あ、こっちが弟とその彼女の

 明日香さん。」

 

 

 

 

その彼はまずは恭介を見て

笑顔で軽く会釈をする。

 

 

 

 

恭介

「恭介です。いつも姉が

 お世話になってます。」

 

 

 

 

大森

「いやー、いい男だねー。

 恭介くんー。

 なんかスポーツやってたー?」

 

 

 

 

恭介

「あっ、はい学生時代は

 野球を少し・・」

 

 

 

 

大森

「へー、いいねいいねー。

 それで、こちらが彼女さんね

 

 美男美女カップルだねー。」

 

 

 

 

明日香さん

「初めまして。

 明日香と申します。」

 

 

 

大森

「今日はよろしくねー。

 ダブルデートなんてなんか

 学生時代みたいでいいよねーー。

 

 じゃあ行こっか。」

 

 

 

 

軽い感じの人ではあるが

話しやすそうではある。

 

歳の頃なら、恭介の姉よりは

もう少し上

といったところだろうか。

 

 

 

それから4人は、

新幹線に向かう。

 

 

 

恭介の姉

「あっ、私たちは

 グリーン取ってるから

 到着するまでは一旦

 ここでお別れだねー」

 

 

 

恭介

「うん、じゃあまた後で。」

 

 

 

 

恭介はそう言うと、

明日香さんの手を引く。

 

 

 

あれ?そうなの?と思いながら

明日香さんは恭介について行く。

 

 

そして、指定の座席に座り

 

 

 

恭介

「姉さんがさ、俺たちも

 グリーン車にしたらって

 言ってたんだけど、目的地まで

 4人揃って近くの席だと

 明日香ちゃん気を遣うでしょ。

 

 僕は二人の時間も欲しいし、、

 それで離れた席にしちゃったけど

 よかったかな。」

 

 

 

 

明日香さんは

恭介の配慮がありがたかった。

 

 

別に一緒にいたくないわけではないが

やはり恭介の言う通り

気を遣ってしまうことは確かだし

 

何より恭介と二人きりの時間も

楽しみたかったからだ。

 

 

 

 

恭介

「それにしても・・

 

 二人のあの服装、、

 なかなかびっくりしたね。」

 

 

 

 

 

明日香さん

「うん、まぁそれだけ二人が

 この旅行を楽しみに

 してきてるってことだよね。」

 

 

 

 

この時、明日香さんと恭介は

とても平和な会話をしていた。

 

 

 

 

 

※今日はあと2話ほど

 更新する予定です!

 

 

 

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