シーズン16 登場人物
明日香さん
今回の相談者。大好きな彼氏がいる。
恭介
明日香さんの彼氏。明日香さんのことを想っていて、
とっても優しい。
恭介の姉（朝子）
恭介のことを溺愛している、、っぽい。
付き合って数ヶ月で
恭介の姉に会った明日香さん。
その日はそれからさらに
1時間くらいいて、その後は
恭介の方で切り上げてくれた。
◆
話は最初の、
私たちの飲み会の場面に戻る。
明日香さん
「お姉さんとの出会いは
そんな感じで始まったんです。」
私
「始まった・・・
ということは・・・
これからも続くことは
間違いなしという・・」
明日香さん
「あ、はい、すいません・・
だって、やっぱりこの時は
彼のことがすごく好きで
この帰り道にもちゃんと
（姉さんがごめんね。いつも
俺のことが心配すぎて
ちょっと言いすぎちゃうんだよね。
だけど今後も会うときは
俺がちゃんと止めたりして
守るからさ。）
って言われて、、、」
私
「まぁ、、大恋愛中って
周りに何を言われても
相手の家族がどうでも
それと彼は関係ないって
思っちゃいますもんね。」
明日香さん
「…そうなんですよ。
これくらい、
なんの障害でもないって
思っちゃったというか
むしろ守ってくれた恭介さんのことが
さらによく見えてしまって・・」
取引先の女子Cさん
「わかる、周りにいくら言われても
むしろ燃え上がっちゃうし
若いと特に、友達の助言も
聞き入れられないっていうかね。
本当は客観的な身内の意見こそ
正しいのに・・」
私
「しかしまぁこの先ずっと
その恭介さんが、
明日香さんを守り続けてくれる人なら
それはそれでいいですけど、、」
明日香さん
「・・・・あ、はい。
それではこの先を
話しますね・・・」
◆
お姉さんとの初対面から
２ヶ月ほど経過した。
その間に恭介と明日香さんは
順調にお付き合いを進めてゆく。
恭介
「ねぇ、来月なんだけど
金沢に旅行に行かない？」
明日香さん
「えっ！！旅行！！
いきたいいきたい！！」
恭介から旅行に誘われたのは
これが初めてだった。
だから明日香さんは
嬉しくて嬉しくて、
二つ返事で承諾した。
恭介
「良かった、じゃあ宿とかは
こっちでいくつか
ピックアップするから
後で選んでくれる？」
明日香さん
「えっ、いいの？
でもピックアップのところから
一緒に選んでもいいけど
・・それにしても
どうして金沢なの？」
恭介
「あっ、そのことなんだけど
その旅行実は姉さんに
（ダブルデートしよう）
って誘われてて」
明日香さん
「…ダブルデート、、？
金沢で？？えっ」
聞きたいことが、
急に一気に溢れてくる。
明日香さん
「ダブルって、、まず
お姉さん、彼氏できたんだ。」
恭介
「あぁ、そうなんだ。それで
紹介したいって言われて、、
最初は俺が、一緒についてきてって
言われたんだけど・・」
明日香さん
「えっ。恭介くんだけが？」
恭介
「うん、まぁ（だけ）とは別に
言われてないんだけど
（ダブルデートするから
恭介ついてきて。
いい人か見極めて！）って言われて
2人のデートに
弟がくっついて行くって
なんかおかしいじゃん。
だから（せめて明日香ちゃんも
一緒に行けるならいいよ）
って言ったら
（それはぜひ！）だって。」
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