数年前のある日のこと。
すでに絶賛子育て中で、
その頃はパンダ夫がまだ
単身赴任とかしてなかったので
仕事関連のお誘いがあったら
飲みに行ったりすることもあった。
その日も、
私と、私の勤める会社の女子1名
その名は明美ちゃん。
そして取引先の女子3名
合計5人の女性で
飲んでいた時のこと。
その取引先の人に誘われて
始まった飲み会。
まずは1時間くらい皆で
ワイワイしていたら
取引先の女子0さん
「仕事のやり取りだけだと
パンダさんのプライベート
全然読めないんですけど
今日は色々と
聞いてもいいですかー!」
なんだか急に
私のことを聞かれたナ。
私
「えっ。あー、いやいや、、
私のプライベートなんか聞いても
全然面白くないですがー。」
明美ちゃん
「いや、パンダさんって
仕事以外では
ブログとか書いてるんですけど
私には全然そのブログのタイトル
教えてくれないんですよー。」
私
「いや、明美ちゃんは身近すぎて
自分の文体読まれるの
恥ずかしいっていうか
なんていうか・・・
それにまぁ、
内容も内容っていうか・・・」
取引先の女子Rさん
「えっ、ブログってアメブロですか?
私結構いろんな人のやつ
めっちゃくちゃ見てるんですよ!!
活字が好きなんで
インスタとかより見てるかも!!
タイトルなんですか!!」
私
「あ、いやだからー、えーとー」
取引先の女子Rさん
「じゃあっ、ジャンルだけでも
教えてください!!
探し当てます!!」
私
「いや、そんな簡単には
見つからないっていうかー」
と、なんだか私も
もぞもぞ答えてしまう。
けれど、
別に隠すことでもないし
勿体ぶることもないので
私
「テーマは不倫とか、
嫁姑とか、モラハラとか
旦那の発達障害とか
子供のこととか、親の介護とか、、
まぁそんな類のことですよ。」
取引先の女子Rさん
「えっ。そんな類のことってっ。
それってパンダさんの
実話ですか?」
私
「あ、いや、私のことじゃなくて
私の友達とか、知り合いとか、、
直接関わることもあるし
話を聞かせてもらったり
メールを送ってもらったりして
それを文章にして
書いていくような感じで・・」
取引先の女子0さん
「えっ、それなら
そのテーマにふさわしい
最適な人いますけど、
どうですか?
B子ですけど。」
私
「えっ。」
取引先の女子Bさん
「あっ、はい。
さっきパンダさんが言ったこと
大体盛り込んだ人生
送ってますけど。」
私
「え。
いや、え。ナウで?」
取引先の女子Bさん
「ナウ。バリバリに
現在進行形ー。」
そう言いながらBさんは
グラスを片手に皆に
かんぱーい、としてみせる。
いや、明るいな。
現在進行形の人のお悩みって
大体皆様かなり落ち込んでいたり
沈んでいる時が多いけれど
Bさんは明るすぎる。
こんな話題にならなければ
今日は楽しくそのまま飲んで
家庭に帰ったら様々な問題を
抱えているような人とは
全然思えなかった。
けど、
それって多分、
私がこれまでのシーズンで
出会っている人たちの
仕事をしている姿を
意外と知らないだけで
みんな心の中に、
悲しみや痛みを抱えながらも
現実社会では普通に
生きていかなきゃいけないわけで
外に出て落ち込んだり
悲しい顔をしているわけには
いかないわけだから
心で泣いて、
お顔は笑って見せていることが
ほとんどだろう。
それが、
大人というものだから。
今夜に続く。
(ってもうすでに夜。)
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