登場人物

パンダ…ブログ主

 

大原理央さん

壱子ちゃんのママ友。幼稚園に通う娘(リミちゃん)と、
小学生の息子(省太郎くん)がいる。

夫の省吾が、幼稚園のママ友の早苗と

不倫をしていた。実母は若年性アルツハイマー。

父親は寡黙な人だが、理央さんを想っている。

一人姉がいる。

 

理央さんの父

娘と子供を心底心配し、愛している。

 

大原省吾

理央さんの夫。ミクちゃんママとのW不倫が

家族にバレた後、なんとか再構築したいと考えているが

考え方が甘い。

 

省吾の母と父

理央さんにとってはお義母さんとお義父さん。

理央さんの味方ではあるが、この母親が

省吾に甘すぎたために、振り回されている。

 

早苗(ミクちゃんママ)

省吾と浮気していたが、夫に内緒で昼ラウンジで

働いていたことがわかるなど、浮気相手は一人ではない。

実の父親は体育教師。父のことが怖い。

子供はミクちゃんだけを引き取りたい。

 

早苗のご主人(浩輔さん)

早苗の不倫に深く傷ついているが、2人の子供たちを連れて

これから前に向かおうとしている。

 

 

 

 

理央さんはたまらずお義父さんに

養育費や慰謝料の件で

相談をしてしまったけれど

 

心のどこかでもう、

こんな風に義両親に頼るのも

最後にしよう、とも考えていた。

 

 

だってもう、離婚した後に

こんなことを相談するのも

申し訳ない。

 

 

そんな時、お義父さんが言った。

 

 

 

省吾の父電話

「だからもうこっちにも

 

 

 考えがあるよ。」

 

 

 

 

理央さん電話

「…考え、、、ですか?」

 

 

 

省吾の父電話

「理央さん、

 2・3日時間をくれるかな。」

 

 

 

 

理央さん電話

「わかりました・・・」

 

 

 

 

それから理央さんは、

電話を切った。

 

 

 

 

 

 

 

 

3日後。

 

 

 

理央さんのもとに

弁護士から連絡がきた。

 

 

 

弁護士さん電話

「ご主人からの慰謝料ですが、

 先ほど弁護士を通して

 連絡がありましたよ。

 

 ご主人、来月にまず、

 

一括で払うそうです。」

 

 

 

 

理央さん電話

「えっ、、、一括・・・

 

 100万単位の額を・・

 一括で・・・?」

 

 

 

 

弁護士さん電話

「養育費については、

 毎月月末に払うそうですが

 改めてもう少し、その金額について

 相談がしたいそうです。」

 

 

 

 

理央さん電話

「それはあの、、、

 

 ・・わかりましたけど、、

 

 2・3月の2ヶ月で

 最初に5万だった人が

 どうしてそんな・・・・」

 

 

 

 

意味がわからない。

 

 

 

まさか、お義父さんがまた

手助けを・・・?

 

それなら、こんなことされても

全然嬉しくない。

 

 

 

 

理央さん電話

「あの、、一体このお金、

 夫はどこから

 どうしたのかご存知ですか。」

 

 

 

弁護士さん電話

「いや、、さすがにそこまでは

 伺ってませんので・・・」

 

 

 

理央さん電話

「・・そうですか・・・

 

 わかりました、

 ありがとうございます・・・」

 

 

 

 

理央さんは不安で堪らず

その勢いで、

お義父さんに電話をかけていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

--------------------------------

 

 

シーズン1〜14までのまとめと、

わたしがブログを書く理由はこちら

「これまでのシリーズまとめ」ハートのバルーン

 

シーズン1を原作とした物語が、

KADOKAWAさんより電子書籍で

発売になりました。主なサイトはこちらです。

 

◆ カドコミ ◆ ピッコマ ◆ LINEマンガ

◆ コミックシーモア ◆ Ameba漫画

◆ Book Live