登場人物

パンダ…ブログ主

 

大原理央さん

壱子ちゃんのママ友。幼稚園に通う娘(リミちゃん)と、
小学生の息子(省太郎くん)がいる。

夫の省吾が、幼稚園のママ友の早苗と

不倫をしていた。実母は若年性アルツハイマー。

父親は寡黙な人だが、理央さんを想っている。

一人姉がいる。

 

理央さんの父

娘と子供を心底心配し、愛している。

 

大原省吾

理央さんの夫。ミクちゃんママとのW不倫が

家族にバレた後、なんとか再構築したいと考えているが

考え方が甘い。

 

省吾の母と父

理央さんにとってはお義母さんとお義父さん。

理央さんの味方ではあるが、この母親が

省吾に甘すぎたために、振り回されている。

 

早苗(ミクちゃんママ)

省吾と浮気していたが、夫に内緒で昼ラウンジで

働いていたことがわかるなど、浮気相手は一人ではない。

実の父親は体育教師。父のことが怖い。

子供はミクちゃんだけを引き取りたい。

 

早苗のご主人(浩輔さん)

早苗の不倫に深く傷ついているが、2人の子供たちを連れて

これから前に向かおうとしている。

 

 

 

 

省吾とのLINEで

理央さんの心は乱れた。

 

今はやりとりを控えるようにと

弁護士さんに止められていたのに。

 

 

けれどその後弁護士さんは

すぐに動いてくれて

 

 

2月の終わりに支払われた額

 

 

5万円。

 

 

 

一体、何の5万円なのか

 

慰謝料にも

養育費にも満たないお金で

意味がわからない。

 

 

 

その後弁護士を通じて理央さんは

今の給与と、毎月何に

いくら支払っているのかの

開示を求めたが

のらりくらりとかわされている。

 

 

 

 

 

ある日理央さんは、

お義父さんに電話した。

 

 

 

省吾の父電話

「あぁ、理央さん。久しぶりだね。」

 

 

 

理央さん電話

「はい、なんだかすごく

 間が空いたような気がしますね。」

 

 

 

会話をするのは、クリスマス以来だが 

昨年はかなり密に

連絡を取り合っていたり

子供たちがお世話になっていたので

かなり久しぶりのような気がする。

 

 

 

省吾の父電話

「子供たちはどうだ。

 

 引越しの準備は、順調か?」

 

 

 

 

理央さん電話

「はい。子供たちは元気です。

 

 引越しの方は、、そうですね。

 思ったより荷物が多くて

 結構大変ですが、なんとか。」

 

 

 

省吾の父電話

「そうか。なんなら私たちが

 手伝ってやりたいが・・

 

 さすがにそういうわけにも

 ・・行かないよな。」

 

 

 

理央さん電話

「ありがとうございます。

 

 当日は、業者の方が来て 

 父も手伝ってくれるので

 大丈夫です。」

 

 

 

省吾の父電話

「それなら安心だな。

 

 それで・・・

 何かあったのかな。」

 

 

 

 

さすがお父さん、察しが早い。

 

 

 

 

理央さん電話

「あの、、省吾さんですけど

 

 他の借金とかの支払い状況が

 どうなってるのか、、

 お義父さんは、ご存知ですか。」

 

 

 

省吾の父電話

「いや、詳しい内訳は聞いてないが

 どっちにしても母さんの方は

 後回しでいいから

 先に養育費の方を優先させるように

 って言ってあるぞ。」

 

 

 

理央さん電話

「…そうですか・・」

 

 

 

早苗への借金は実質

お義母さんのお金で払っているので

お義母さんに払ってないなら

なぜ理央さんに支払わない?

 

 

 

頭の中に、はてなと怒りが湧く。

 

 

 

 

省吾の父電話

 ……もしかして、

 

 ・・・理央さんのところに

 支払ってないのか?」

 

 

 

 

 

 

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シーズン1〜14までのまとめと、

わたしがブログを書く理由はこちら

「これまでのシリーズまとめ」ハートのバルーン

 

シーズン1を原作とした物語が、

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