登場人物
パンダ…ブログ主
大原理央さん
壱子ちゃんのママ友。幼稚園に通う娘（リミちゃん）と、
小学生の息子（省太郎くん）がいる。
夫の省吾が、幼稚園のママ友の早苗と
不倫をしていた。実母は若年性アルツハイマー。
父親は寡黙な人だが、理央さんを想っている。
一人姉がいる。
理央さんの父
娘と子供を心底心配し、愛している。
大原省吾
理央さんの夫。ミクちゃんママとのW不倫が
家族にバレた後、なんとか再構築したいと考えているが
考え方が甘い。
省吾の母と父
理央さんにとってはお義母さんとお義父さん。
理央さんの味方ではあるが、この母親が
省吾に甘すぎたために、振り回されている。
早苗（ミクちゃんママ）
省吾と浮気していたが、夫に内緒で昼ラウンジで
働いていたことがわかるなど、浮気相手は一人ではない。
実の父親は体育教師。父のことが怖い。
子供はミクちゃんだけを引き取りたい。
早苗のご主人（浩輔さん）
早苗の不倫に深く傷ついているが、２人の子供たちを連れて
これから前に向かおうとしている。
理央さんから
子供たちの話を聞いて
私や壱子さんは
安心するやら感心するやら。
壱子さんLINE
「リミちゃんもすごいけど
説得してくれた
省太郎くんがすごいなぁ。」
私LINE
「ホントホント」
理央さんLINE
「今回の件は本当に
省太郎に救われたよ。」
壱子さんLINE
「どうしたらそんなにいい子に
育ってくれるのかなぁ。
見習いたいよ。」
私LINE「ホントホント」
理央さんLINE
「いやいやでも、
いい子って言っても
リミも省太郎も
言うこと聞かない時は
全然聞かないし、
喧嘩もするし、朝は起きないし
本当に大変なんだから。」
私LINE
「そういうの聞けて
安心します(￣▽￣)」
理央さんLINE
「いや、そういうの
ばっかりですよー！」
早苗の夫LINE
「子供ってそうですよね。
いたずらしてると思ったら
親のことはちゃんと見ていて
いい子だなって思ったら
急になんかしでかして。」
理央さんLINE
「そうなんですよね。
だから子供って
面白いですよね。」
◆
そしてクリスマスの朝。
理央さんは子供たちと
省吾の実家に行った。
そこに省吾はいない。
お義父さんとお義母さんがいて
子供たちはじーじとばーばに
絵のプレゼントをした。
リミちゃんも省太郎くんも
サンタさんにお願いした
プレゼントをもらって
嬉しそうに笑っていた。
夜には理央さんのお父さんと
ケーキを食べた。
理央さん母子にとって
怒涛のような
2023年の下半期だったが
子供たちも理央さんも
笑顔のクリスマスだった。
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