登場人物

パンダ…ブログ主

 

大原理央さん

壱子ちゃんのママ友。幼稚園に通う娘(リミちゃん)と、
小学生の息子(省太郎くん)がいる。

夫の省吾が、幼稚園のママ友の早苗と

不倫をしていた。実母は若年性アルツハイマー。

父親は寡黙な人だが、理央さんを想っている。

一人姉がいる。

 

理央さんの父

娘と子供を心底心配し、愛している。

 

大原省吾

理央さんの夫。ミクちゃんママとのW不倫が

家族にバレた後、なんとか再構築したいと考えているが

考え方が甘い。

 

省吾の母と父

理央さんにとってはお義母さんとお義父さん。

理央さんの味方ではあるが、この母親が

省吾に甘すぎたために、振り回されている。

 

早苗(ミクちゃんママ)

省吾と浮気していたが、夫に内緒で昼ラウンジで

働いていたことがわかるなど、浮気相手は一人ではない。

実の父親は体育教師。父のことが怖い。

子供はミクちゃんだけを引き取りたい。

 

早苗のご主人(浩輔さん)

早苗の不倫に深く傷ついているが、2人の子供たちを連れて

これから前に向かおうとしているが、、

 

 

 

 

 

 

 

ご主人からある日のお昼

グループLINEにメッセージがきた。

 

 

 

 

早苗の夫LINE

「実は今、早苗が勤めていた

 ラウンジの前に来ています。

 

 ただもし、

 石川(早苗が不倫していた

 70代の会社会長)がいたとして、

 物申したいわけじゃなくて

 

 …いや、いきなりそんな都合よく

 いるわけないって思いながらきたので

 早苗のことをペラペラ話していた

 あの佐野って女性に会えたら

 …聞いておきたいんです、、」

 

 

 

※佐野というのは、早苗の勤めるラウンジで

 早苗と一緒に働く女性です。

 早苗のことを色々と話してくれた人です。

 

 

 

 

 

私は仕事中にそのLINEを読んで、

驚きはしなかった。

 

先日のLINEの返信内容から

もしかしたらご主人は

ラウンジに行くかもしれないと、

どこかで思っていた。

 

 

きっと、たぶん本当にご主人は

いてもたっても

いられなかったのだろう。

 

 

ご主人の気持ちの折り合いは、

ご主人自身がつけなければ

きっと前には進めない。

 

 

 

 

理央さんLINE

「危なくないですか?

 大丈夫ですか?」

 

 

 

 

 

早苗の夫LINE

「ちゃんとそこは、

 穏便に話します。

 

 そもそも佐野さんも、

 いない可能性ありますしね。

 

 いなかったらすぐに

 帰ってこようと思ってます。」

 

 

 

 

それからご主人の、

グループLINEは一旦途絶えた。

 

 

 

 

そして、1時間後。

 

 

 

 

 

 

早苗の夫からまた、

グループLINEが入った。

 

 

 

 

早苗の夫LINE

「今、行ってきました。

 

 石川には会えませんでしたが、

 佐野さんがいました。

 

 そこで色々聞いたんですが、、

 

 

 石川は、、

 

 癌になってるそうです。

 

 

 佐野さんはそれを

 黒服のスタッフから聞いたそうです。

 

 

 

 こんなの聞くんじゃなかった。

 聞かないで

 内容証明だけを送ればよかった。

 

 

 

 

 

 と同時に、、

 

 いや、、なんか色々と

 複雑な気持ちです・・・」

 

 

 

 

 

仕事中にそれを読んだ私も、

 

重たい気持ちで、

携帯を伏せた。

 

 

 

 

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