登場人物
パンダ…ブログ主
大原理央さん
壱子ちゃんのママ友。幼稚園に通う娘（リミちゃん）と、
小学生の息子（省太郎くん）がいる。
夫の省吾が、幼稚園のママ友の早苗と
不倫をしていた。実母は若年性アルツハイマー。
父親は寡黙な人だが、理央さんを想っている。
一人姉がいる。
理央さんの父
娘と子供を心底心配し、愛している。
大原省吾
理央さんの夫。ミクちゃんママとのW不倫が
家族にバレた後、なんとか再構築したいと考えているが
考え方が甘い。
省吾の母と父
理央さんにとってはお義母さんとお義父さん。
理央さんの味方ではあるが、この母親が
省吾に甘すぎたために、振り回されている。
早苗（ミクちゃんママ）
省吾と浮気していたが、夫に内緒で昼ラウンジで
働いていたことがわかるなど、浮気相手は一人ではない。
実の父親は体育教師。父のことが怖い。
子供はミクちゃんだけを引き取りたい。
そしてママ友グループには・・・
早苗のご主人（浩輔さん）
早苗の不倫に深く傷ついているが、２人の子供たちを連れて
これから前に向かおうとしているが、、
急遽、私たちのZOOMに
登場することになった早苗のご主人。
この時のこときっかけで
私はご主人とも、ブログ掲載に向けて
色々と話すようになったのだが
そんなご挨拶も割愛して、本題。
ここまでの経緯を
理央さんが話すだけでも
30分くらいかかり、
ご主人はその間終始ずっと
呆れた様子だったが
明日、ママ友たちに会うので
どこまで話したらいいのか
相談したいと伝えたら
ご主人は迷わず言った。
早苗の夫
「あの・・・明日のその
ママ友グループ、、
僕も参加できませんか？」
理央さん
「えっ・・・」
早苗の夫
「女性同士の話し合いに
男で当事者の僕が参加したら
話しにくいですか？
違和感ありますか？」
理央さん
「いや、そんな！！
むしろ、ねぇ！」
壱子さんが、うんうんと頷く。
もちろん私は行かない。
私こそ、あなた誰状態なので
あくまでも今日の話し合いの
進行役を務めるだけだ。
早苗の夫
「いいのならもう・・・
僕は全部話してもいいです。
ただ、、理央さんにとっては
ご主人のことなので・・
言いにくいですかね。
言いにくいのであれば
ご主人のことは伏せて、、、」
私
「論点は、ママ友たちに
そこまでの事情を
話す必要があるか、ってところにも
なりませんかね。
最初に皆さんにお伝えすることは
まずは子供たちを守りたいから
早苗からの嘘の吹聴に
惑わされないでもらいたいこと
だと思いますし。」
早苗の夫
「まぁそうですね・・・
早苗の全てを
ぶちまける場ではない・・ですね。
……言いたいですけどね
あいつの悪事を。」
私
「ではそこはまぁ・・流れ的に
話した方が良さそうなら
ママ友さんたちの反応を見ながら
ということでも
いいかもしれませんね。」
理央さん
「確かに、みんながどんな顔するか
想像つかないですしね・・」
思いの外ご主人の方が
早苗のことは話したそうだ。
早苗の夫
「それにしても早苗、、
ママ友Cさんに、
返事してきてないって・・・
絶対に今日も、
男と一緒じゃないですか・・」
理央さん
「私もそこは、そう思ってました・・」
早苗の夫
「それでよくもまぁ、
ミクのこと引き取りたいとか
幼稚園に来たりできますよね。
弁護士さんからは、
とことんやるならもう1度
探偵雇ってもいいのではって
言われましたけど、、
それもありかもしれませんね・・」
その日はそんなことを話しながら
夜が更けた。
そして、翌日の朝。
グループLINEでは朝から
ママ友Cさんに早苗からの
LINEの返信は来ていないことと
今日、早苗のご主人も
参加することなどのやりとりがあって
それぞれが子供たちを送り届けた後
ママ友グループLINEのメンバー全員と
理央さんとご主人が、
幼稚園近くのファミレスに
集まることになった。
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