登場人物

パンダ…ブログ主

 

山田壱子ちゃん

理央さんのママ友。

苺ちゃん

壱子さんと翔くんの娘。

 

大原理央さん

壱子ちゃんのママ友。幼稚園に通う娘(リミちゃん)と、
小学生の息子(省太郎くん)がいる。

夫の省吾が、幼稚園のママ友の早苗と

不倫をしていた。実母は若年性アルツハイマー。

父親は寡黙な人だが、理央さんを想っている。

一人姉がいる。

 

理央さんの父

娘と子供を心底心配し、愛している。

 

大原省吾

理央さんの夫。ミクちゃんママとのW不倫が

家族にバレたが、再構築を希望している。

 

省吾の母と父

理央さんにとってはお義母さんとお義父さん。

理央さんの味方になってくれるが

義父さんは「離婚しないで欲しいと」言う。

 

早苗(ミクちゃんママ)

省吾と浮気していたが、夫に内緒で昼ラウンジで

働いていたことがわかるなど、浮気相手は一人ではない。

実の父親は体育教師。父のことが怖い。

最近、ミクちゃんだけを引き取りたいと言い出した。

 

早苗のご主人(浩輔さん)

不倫の事実を聞いて、早々に離婚を考えている。

最近息子(お兄ちゃん)に、夫婦で話していることを

聞かれてしまった。

 

 

 

 

 

 

省吾の父

「悪いのは省吾なんだから。」

 

 

 

 

そう言われて、

お義母さんも理央さんも

ハッとする。

 

 

 

確かにそうだ。

 

 

悪いのは省吾。

 

 

もう何度も繰り返し思うが、

なんであんな奴のために

こんなに苦しまなければ

いけないのだ。

 

 

 

 

 

理央さん

「そうですね、、、

 

 落ち込んでいても

 仕方ないですね・・・

 

 わたしの方はなるべく急いで

 色々と進めていきます。

 

 ただ、転校するのには

 準備とかもありますし

 子供たちにもそのことで

 ちゃんと話さないといけないので、

 

 今日明日にというわけには

 いかないですけど・・・」

 

 

 

省吾の父

「そうだな・・転校も1月より

 新学年になる4月の方が

 いいだろうしな・・

 

 結局あの子たちが

 振り回されるな・・・」

 

 

 

 

省吾の母

「やっぱり、省吾のせいで

 子供たちが急に振り回されるのは

 本末転倒よ・・

 

 だから省吾があの家に帰るために

 理央さんたちが慌てて

 出ていく準備するよりは

 

 私がしばらくの間

 姉さんのところ(実家)にでも

 居候させてもらうなりして

 省吾と離れた方が

 いいと思ったから・・・」

 

 

 

お義父さんは、

うーんと少し、考えている。

 

 

 

省吾の父

「………まぁ、、

 お義姉さんのところなら

 それもいいのか、、」

 

 

 

 

それがいいのかどうか、

よくわからない。

 

 

けれどもうお義母さんには

省吾を甘やかして欲しくない。

 

 

そんなことを思いながら

話し合いは終わり、

その夜理央さんは眠れず

早苗のご主人に、

LINEで報告をした。

 

 

 

 

 

 

 

早苗の夫LINE

「早苗に返した50万円は

 振り込みなんですかね、

 それとも、

 会って渡したんですかね・・」

 

 

 

遅い時間だったが、

ご主人からの返信は早かった。

 

 

 

理央さんLINE

「私もそこは、

 少し気になるところでしたけど、

 色々衝撃が大きすぎて

 そこまで突っ込めませんでした。」

 

 

 

早苗の夫LINE

「そうですよね、、それにもう

 今二人が会ってたとしても

 そうじゃなかったとしても、

 

 正直どうでもいいというか・・」

 

 

 

 

理央さんLINE

「私も同じ気持ちです・・

 

 でもこれでまたいよいよ

 子供たちになんて言おうか

 考えてしまいますし

 

 このままリミが

 パパのこと大好きなままなんて

 …許せないって思うのは、

 

 …悪い母親でしょうか・・

 

 でも、何も知らないままだときっと

 私が恨まれますよね、、」

 

 

 

結局考えるのは、

子供たちへの伝え方。

 

 

同じことを、グルグルと。

 

 

 

 

すると

 

 

 

 

早苗の夫LINE

「理央さんのところとはまた 

 状況が違うので

 

 参考にはならないと思いますが

 

 ……僕はもう子供たちに、

 早苗のこと、、

 

 ある程度ちゃんと話そうと

 決めたんです。」

 

 

 

 

ご主人からは、そう入ってきた。

 

 

 

 

 

 

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