毎朝マイペースに、
ゆっくりご飯を食べ続ける
チビぱんだ。
こちらはバタバタしているのに
なぜうちのガールはこんなに
のんびりしているのだ。
そんなこんなで
なんとか食事を終わらせた後
着替えて髪の毛を結んで
いそいそと
玄関から出ようとしていたら
チビぱんだ
「ママー、
しりとりながらいこー!」
と、やはり呑気なもので。
私
「えっ、しりとりっ?!
えっ。うーん。
じゃあっ、靴っ!」
と、靴を履きながら、
結局焦って家を出る。
チビぱんだ
「つー、つー、
えっと、つみき!」
てくてくてくてく。
私
「きききき。
きっ、きいろっ!」
てくてくてくてくてくてく
チビぱんだ
「ろ、、、
ろまんちっく!」
私
「ロマンチック、、??
おぉ、なんかいい言葉。
じゃあ、、
く、、、くまっ!」
みたいなことをしながら、
うちからほど近い保育園へ
引き続きしりとりをしながら
道を急ぐ。
ふう。
いつも通りについたー。
と、一安心しながら
保育園について、
先生のお顔を見て、二人並んで
「せんせー!
おはよーございま、、」
ま、、、
ぎょ。
ペコリと頭を下げる
チビぱんだの背中を見てびっくり。
背中何にも背負ってないナ。
リュック忘れたナ。
あー。
私
「せっ、せんせー、わたくしっ
リュックを忘れてしまいました!」
チビぱんだ
「えっ、しまった!」
先生
「……おや、、、
(ちら)
わはははははは!
ぱんちゃんホントだっ!
ありますよね!
そんな日も!」
大笑い中の先生。
私
「すいませんっ、
今すぐ持ってきますっ!」
そんなわけで、
うっかり通園リュックを
忘れてしまったわたし
「せんせい、すいません。
お魚咥えたドラ猫を
追いかけていました。」
とか、言いそうになったり
ならなかったりしながら
急いでうちに戻り、
リュックを渡しましたとさ。
朝はどんなにバタバタしていても、
うっかりは禁物ですねぇ。
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