先日ソファーに座っていたら、

 

 

 

チビぱんだ

「ねぇママ、

 

 …ちょっと言いにくいことが

 あるんだけど・・

 話しにくいんだけど・・」

 

 

 

と、チビぱんだが私に

もじもじしながら、よじ登ってきた。

 

 

 

 

「・・お、重たい・・・真顔

 

 言いにくいことって、

 一体なぁに??」

 

 

 

 

チビぱんだ「……」

 

 

 

私「……」

 

 

 

チビぱんだ「……」

 

 

 

私「・・えっと、、

 

  話さないのかね。」

 

 

 

 

チビぱんだ

「…言いにくいから・・」

 

 

 

 

それからまず5分ほど

私と見つめ合う。

 

 

 

 

「あの・・言いたくないなら

 今無理して

 言わなくてもいいのだけど・・」

 

 

 

 

 

チビぱんだ

「違う、言いたいの!」

 

 

 

 

「じゃあさ、ママがちょっと

 質問してもいいかな?

 

 それは、お友達とか、先生とか

 保育園のこと?」

 

 

 

 

チビぱんだ「違う・・」

 

 

 

 

「じゃあ、ピアノとかの

 習い事のこと?」

 

 

 

チビぱんだ「・・違うよ・・」

 

 

 

 

「じーじとかばーばとか、

 パパとかママのこと?」

 

 

 

チビぱんだ「違うよ・・」

 

 

 

 

 

え。

 

 

 

じゃあもう、

全然話わからないにっこり

 

 

 

言いたいことがあるっていうのに

そこまでにすでに

15分くらい経過。

 

 

でも、まだお風呂に入ってないし

そしたらすぐに

寝ないといけないし・・

 

 

 

 

むむ。

 

 

 

 

よし、お風呂に入ろう。

 

 

 

 

そんなわけで、チビぱんだが

何も話してくれないまま

お風呂に。

 

 

湯船に浸かっている時、

毎日保育園での出来事を

たくさんお話ししてくれるので

流石にそこでは

話してくれると思った私。

 

 

 

 

そしたら・・・

 

 

そこから5分くらい、沈黙の入浴。

 

 

 

 

「あの・・まだ話せない?」

 

 

 

 

 

チビぱんだ

「・・・・・・・・・」

 

 

 

言いたいけど言えなすぎて

ついに泣き出した。

 

 

 

「いや、泣くぐらい話せないなら、

 明日でもいいんだよ。

 

 どっちにしたいの?」

 

 

 

 

チビぱんだ「話したいの!」

 

 

 

 

そこまでですでに30分経過。

 

 

どうしたらいいか

こっちもわからなすぎて

流石にイライラしてきまして。

 

 

 

そのまま全く話してくれないまま

髪を洗って、身体を洗って、

髪の毛乾かして、

 

 

でもまだ言わない。

 

 

 

50分経過。

 

 

 

 

50分の間、他の話もしないので

ひたすら何かを言いたそうに

黙っているだけでした。

 

 

 

 

 

「ねぇ、どうして言わないの?

 言わないならなんでママに

 話そうとしたの?

 

 もう寝るよ!?」

 

 

 

さすがにイライラして

語気を強めてしまった。

 

 

 

 

 

チビぱんだ

「うわーーん、寝ないよー!

 

 はなすからー!!」

 

 

 

 

「じゃあ、なぁに?」

 

 

 

チビぱんだ

「うーん、、うーん、、、」

 

 

 

そこからまた15分。

 

 

 

あぁ、もうこれ以上私も

気長に待てない。


 

 

 

 

 

長くなりそうなので、

15分後に続く。

 

 

 

 

 

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