登場人物

パンダ…ブログ主

 

大原理央さん

壱子ちゃんのママ友。幼稚園に通う娘(リミちゃん)と、
小学生の息子(省太郎くん)がいる。

夫の省吾が、幼稚園のママ友の早苗と

不倫をしていた。実母は若年性アルツハイマー。

 

大原省吾

理央さんの夫。ミクちゃんママとのW不倫が

家族にバレたが、再構築を希望している。

 

省吾の母と父

理央さんにとってはお義母さんとお義父さん。

理央さんの味方になってくれるが

義父さんは「離婚しないで欲しいと」言う。

 

早苗(ミクちゃんママ)

省吾と浮気していたが、夫に内緒で昼ラウンジで

働いていたことがわかるなど、浮気相手は一人ではない。

実の父親は体育教師。父のことが怖い。

最近、ミクちゃんだけを引き取りたいと言い出した。

 

早苗のご主人(浩輔さん)

不倫の事実を聞いて、早々に離婚を考えている。

最近息子(お兄ちゃん)に、夫婦で話していることを

聞かれてしまった。

 

 

 

 



ラウンジにいた早苗は

最初こそ焦っていたが

謝るどころか、開き直っている。

 

 

そして、

家に子供たちをおいていたのは

出かけていたのではなく

車の中にいたと言う。

 

 

 

 

早苗の夫

「…車の中、、だと・・?

 

 車って、誰の車だよ。

 うちのじゃないよな。

 

 お前、近所の目とか

 気にならないのか? 

 

 子供に見られた時のこととか

 考えないのか?

 バ●なんじゃないのか?」

 

 


使いたくない言葉まで

使ってしまう。


 

 

早苗

「もう、一気に話さないでよ!

 

 どうせ調べたんなら、

 誰と一緒にいたのかとか

 わかってるでしょ?

 

 なんでこんなところまできて

 そんな話するわけ?

 あなたこそ仕事、どうなってるのよ!」

 

 

 

 

早苗の夫

「こっちはな、子供が寝てからも

 仕事してるんだよ!!

 

 上司に頼み込んで、

 色々調整してもらって

 給料減らさずに、でも子供のために 

 時間取れるようにって

 必死で考えてるんだよ!!」

 

 

 

本当はもうご主人は

一旦会社には、辞表を出していた。

 

 

 

今の家に暮らしながら

仕事と子育てを両立するのは

到底無理だった。

 

それは距離的に

実家から職場に通うのは難しく

通えたとして、

子供たちとの時間が取れなくなる。

 

 

しかし

 

ご主人の上司が今、

色々と掛け合ってくれて

なんとかリモートとの両立で

このまま仕事が続けられないかと

考えてくれているそうだ。

 

 

 

それだけご主人がこれまで

真面目に働いてこられた証だろう。

 

 

 

けれどそのことは

早苗に話すつもりはない。

 

 

 

 

早苗の夫

「もし子供に見られてたら、、

 

 

 お前のこと、一生許さない。」

 

 

 

 

早苗

「・・一生って、、

 あの子達を産んだのは私だから。


 それに、もしそんなことあったら

 きっと今頃お兄ちゃんは

 あなたに話してるんじゃないの。

 

 

 あの子私のこと、

 全然好きじゃないわよね。」

 

 

 

 

今すぐ、飛びかかって

殴ってしまいたかった。

 

 

今お兄ちゃんがどんな思いで

毎日暮らしているのか。

 

 

実の母親に傷つけられて

どこまで心が、

ズタズタになっているのか。

 

 

 

 

早苗の夫

「ふざけるな。

 

 なんでお兄ちゃんが

 お前に懐かないか

 本気で分からないのか?」

 

 

 

 

早苗

「だからそれは、

 私がミクのことばっかり

 大事にしてるって

 思い込んでるからでしょ。

 

 

 反抗期っていうか、

 上の子特有っていうか。

 

 全然そんなことないのに。」

 

 

 

 

早苗の夫

「…ほんとお前はずっと、、

 考え方がずれてるよな。

 

 まぁいいよ。

 

 ミクだって、この先は

 お前のことなんてもう

 母親とは思わなくなる。」

 

 

 

 

早苗

「はっ?あなたほんとに

 ミクに私のこと話す気?!

 

 バ●なのはあなただから!!

 

 もしそんなこと話すんなら

 私どうやってでも、

 ミクのこと取り返しに行くから!」

 

 

 

 

一体自分はここに、

何をしにきてたんだっけ。

 

 

どうしてこんなところ、

一人で来てしまったんだろう。

 

 

 

ご主人は腹が立ちすぎて

そもそもの理由を忘れてしまった。

 

 

 

 

 

早苗の夫

「そんなことしたら、

 お前は法的に正式に、

 子供に会えなくなるからな。」

 

 

 

 

出来るか分からないが

ハッタリでもいいから

早苗に釘を刺しておきたかった。

 

 

 

 

 

早苗

「あーもう、仕事の邪魔だから

 帰ってよ。

 

 

 私も弁護士に頼むからね。

 

 親権は母親の方が、 

 強いんだからね。」

 

 

 

 

 

早苗の夫

「………」

 

 

これ以上言い返したら

同じ土俵に立ってしまうと思い直し

ご主人は拳を握りしめたまま

立ち上がった。

 

 

 

 

 

 

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最近の上履きって、カラーバリエーションが多くて

地域や園、学校にもよると思いますが、

男女での色分けもないので、子供には

選択肢が多くていいですねキラキラ

 

チビぱんだは、ピンクかブルーを選ぶかと思いきや

なんと今回はオレンジに。

 

 

足のサイズがすぐに大きくなるので、

お手頃に買えて履き着心地が優しいのが一番ですにっこり