登場人物
パンダ…ブログ主
山田翔くん
シーズン13の主人公。私の女友達、日奈子の弟。
山田壱子ちゃん
翔くんの奥さん。ある日夫の翔くんが
ママ友の理央さんと浮気をしていると
疑われたが、その真相は・・
娘:苺ちゃん
大原理央さん
壱子ちゃんのママ友。突然ご主人が、
理央さんの不倫を疑い二人の子供(小学生の息子と、
幼稚園の娘:リミちゃん)を連れて、
実家に帰ってしまった。
大原省吾
理央さんの夫。色々ありそうな人だが
まだ何もわかっていない。
省吾の母
理央さんにとってはお義母さん。
理央さんの味方になってくれる、
愛のある人のようだ。
ミクちゃんママ
省吾と浮気疑惑あり。
うちに着いた途端、
部屋中の扉を開け閉めし始める母。
理央さんはそれを
もう止めることもなく
キッチンでお茶を入れていた。
ほとぼり冷めるまでやれば
落ちつくとわかっているからだ。
それからお茶を飲んで少し話した。
母親もずっと、
調子が悪いわけじゃない。
理央さんの母
「それで、みんな元気なの?」
理央さん
「えっ、あぁうん。元気だよ。
写真見る?」
理央さんは
携帯の写真フォルダーを開いて
最近の子供達の様子を見せる。
母親も携帯は持っているが
近頃子供達の写真を送るたびに
すぐに電話が
かかってくるようになったので
さほど送ってなかった。
理央さんの母
「やっぱり会いたかったわねぇ。」
理央さん
「うん、すぐにまた
会えるようにするから。」
理央さんの母
「そうだけど、
今日はなんでいないんだっけ?」
理央さん
「それはね・・」
今日、何度目かの同じ質問に
理央さんは答え続ける。
理央さん母
「そうなの?あんた
ちゃんと子供たちの面倒見てるの?
怠けてたら
省吾さんにも捨てられるわよー。」
理央さん
「……そうだね、気を付ける。」
言い返したら、
もっと強い言葉が返ってくることは
わかっている。
理央さん母
「あぁ、くたびれちゃった。
少し寝るわね。」
理央さん
「うん。布団敷いてあるから。」
理央さん母
「え?ベットじゃないの?
もう、腰が痛いじゃないの。
気が利かないわねぇ。
まぁいいわ。」
理央さんのお母さんはそう言って
隣の部屋に入ってしまった。
理央さん
「……」
また、涙がポタポタと溢れる。
母は病気なんだ。
病気が言わせてるんだ。
そう言い聞かせなければ
壊れてしまいそうだ。
けれどわかっていても、
こんな日の母の言葉は
強い刃となって突き刺さってくる。
理央さんは涙をふきながら
リビングの椅子に座り、
壱子さんにLINEで、
朝のことを詳しく送った。
それから1時間後。
省吾の母LINE
「壱子さん、そっちはどう?
今お父さんから連絡があってね、
子供たちは近くの公園のイベントで
食べ歩きして楽しんでるって。
このあとは移動して
体動かして遊ぶみたいよ。
あの子たちは大丈夫だからね。」
お義母さんがいてくれて良かった。
お義父さんがいてくれて良かった。
理央さんLINE
「ありがとうございます。」
お礼の文章を打ちながら、
ずっとその画面が涙で滲んでいた。
◆
その頃、
理央さんのLINEを読んだ壱子さんが
私に連絡をくれていた。
壱子さんLINE
「パンダさん!こんなこと
許せないですよね!!
理央さんには一応、
警察に連絡入れておいた方がいいって
言った方がいいでしょうか。」
その文面からは、
壱子さんの怒りがひしひしと伝わり
私LINE
「警察に連絡っていうか…
この先例えば今日、
省吾とミクちゃんママが
二人で電話して
この件はこれで終わり
なんて、そんなことで
終わるなんてことになったら
許せない。
省吾にもミクちゃんママにも
逃げたもんがち
みたいなことでは
絶対に終わらせないで。」
私だって、腹が立っていた。
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普段着は楽ちんなほど良いと思っている私。
安定のジャンパースカートは
まだまだ活用できそうです。
ツルツル生地で、サッと着れて、
後ろがとってもかわいいです
私は合わせやすい黒にしましたが、
カーキも良かったなーと思います
シーズン1〜14までと、
私がブログを書く理由はこちら
楽天ROOMが出来ました
ブログではあまりご紹介していない
アラフォーパンダのメイク用品について
主に載せていきたいと思います