登場人物
パンダ…ブログ主
山田翔くん
シーズン13の主人公。私の女友達、日奈子の弟。
山田壱子ちゃん
翔くんの奥さん。ある日夫の翔くんが
ママ友の理央さんと浮気をしていると
疑われたが、その真相は・・
娘:苺ちゃん
大原理央さん
壱子ちゃんのママ友。突然ご主人が、
理央さんの不倫を疑い二人の子供(小学生の息子と、
幼稚園の娘:リミちゃん)を連れて、
実家に帰ってしまった。
大原省吾
理央さんの夫。色々ありそうな人だが
まだ何もわかっていない。
省吾の母
理央さんにとってはお義母さん。
理央さんの味方になってくれる、
愛のある人のようだ。
ミクちゃんママ
省吾と浮気疑惑あり。
省吾
「今日はこれから
子供たちと出かけるから、
時間がわかったら電話する。」
二人の間に挟まり
電話のスピーカーフォンと
インターフォン越しに
話ができるように
携帯を持っていた理央さん。
あぁ・・・
なにこれ!
と、崖に立って叫びたい。
なんで私が
こんなバカな男女の間に入り
話をさせてるんだ?
母親の食事の準備してるのに!!
ミクちゃんママ
「わかった。」
わかったのかよ!
その時、インターフォンの
通話が切れる。
しばらく話すと
画面が消える設定になっているからだ。
ピンポーン
すぐにまた鳴らされる。
理央さん
「朝からずっと、この調子だから。」
理央さんはスマホ越しの省吾に向かい
一言そう呟きまた、インターフォンの
通話ボタンを押す。
ミクちゃんママ
「今日何時に連絡くれるのか
今日一旦午後に連絡してくれなかったら
またここに来るから!」
はぁ?
理央さんママ
「その時は、警察呼ばせてもらいます。
うちにはこれから
病気の母が来るんですよ。」
省吾
「さすがにそんなことしたら
むしろ一生連絡しないよ。」
ミクちゃんママ
「だからそれは!
連絡くれたらいいだけでしょ!」
あぁ本当に、
言いたいことがありすぎる。
でも今は、早く帰って欲しい。
これからこんな状態で揉めるのなんて
絶対に避けたい。
省吾
「じゃあ、こっちも忙しいから。
とにかくそこから離れてくれる?」
ミクちゃんママ
「わかったってば。
連絡さえ取れてたら
こんなことにはならないんだから。」
理央さん
「では。」
理央さんはそう言って、
インターフォンの通話ボタンを切る。
省吾
「………」
理央さん
「これそっちも
スピーカーフォンになってる?」
省吾
「なってない。」
じゃあ、お義母さんには
こっちの声は
聞こえてなかったのか。
理央さん
「…うちにこうして突然
ミクちゃんママが来るって
一体どういうことなのよ。」
省吾
「そんなの知るかよ。
こっちが聞きたいよ。」
理央さん
「は?彼女は何度か
あなたの車でこの家の前に
来てたって言ってたわよ!」
省吾
「……そんなことまで言ってたのか?」
理央さん
「だっておかしいじゃない!
ただのママ友が、
うちの家まで知ってるなんて!
私がどれだけ怖い思いしたかわかる?
世の中こういうことで拗れて
全く罪のない子供に危害を加える人だって
いるんだけど!!」
省吾
「そんな大袈裟な・・」
理央さん
「大袈裟?これって異常なことだって
あなたは思わないの?
……この先彼女はきっと、
あなたの実家を突き止めるわよ。
そんなことになる前に
ちゃんとどうにかしてよ!!」
省吾
「……あぁもう!悪かったよ!
だからもう、一回切るぞ!
理央もこれから
お母さん来るんだろ。
こっちも子供達連れて
遊びに行ってくるから!」
理央さん
「その件についても
言いたいことあったんだけど。」
省吾
「は?」
すぐに電話を切りたかったが
理央さんはもう、
止まらなくなってしまった。
理央さん
「今日はミクちゃんママが
突然うちに来た理由。
心当たり、あるのよね?」
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シーズン1〜14までと、
私がブログを書く理由はこちら
楽天ROOMが出来ました
ブログではあまりご紹介していない
アラフォーパンダのメイク用品について
主に載せていきたいと思います