登場人物
パンダ…ブログ主
山田翔くん
シーズン13の主人公。訳あって今私に
相談事を持ちかけてきた。
山田苺大福ちゃん→山田壱子ちゃん
まさか今になって、ブログに登場するとは思わず
翔くんの奥さんの名前を
食べ物の名前にしてしまったので
壱子ちゃんに改名
理央さん
壱子ちゃんのママ友。
ある日突然ご主人が、二人の子供
(小学生の息子と、幼稚園の娘)を連れて
実家に帰ってしまったが、
その真相が全く分からない。
省吾
理央さんの夫。
壱子さんLINE
「どんなことで、喧嘩したの?」
壱子さんからの質問LINEに、
また返信が途絶えた。
本当にお母さんが入院中なら、
確かに忙しいかもしれないが、
人に任せておいて、
この感じはなんだろう。
本当に違和感のある人だな。
もう関わらなくて良いのでは。
とか、私も思ってしまうが
まだ真相はわからないし、
そんな私も、子供達のことが
気になるので聞いてしまう。
午後になり、
そろそろ子供を迎えに行く時間だ。
理央さんからの返信もないまま
壱子さんはいつもよりも
早く支度をしてうちを出た。
◆
壱子さんはまず幼稚園に入り、
廊下の窓から、
クラスの様子を伺った。
壱子さん
(あ・・チビ理央ちゃんも
まだいる・・)
いない場合は、
どうすることも出来なかったが
まだいるのなら
少し子供を校庭で遊ばせて
そのお義母さんが迎えに来る様子を
みてみようかと思う。
壱子さんは先生から
我が子のその日の様子を伺い、
チビ壱子ちゃんの手を引く。
そこへ
ママ友Aさん
「あー、壱子さん。お久しぶり!
今日は早いんですね!」
何度か話したことがある
ママ友Aさんだ。
壱子さん
「あっ、Aさん。
お久しぶりですー。」
ママ友Aさん
「ペラペラペラペラ
ペラペラペラペラ
ペラペーラペラペーラ」
…あれ。Aさんたら
こんなに話す人だったっけ。
壱子さんががそう思っていると
壱子さん
(あっ、チビ理央ちゃん・・
ってことは、あの方が
お義母さんか・・・)
にこやかな様子で、
先生と談笑している。
チビ理央ちゃんも嬉しそうに
お義母さんの横で
立ったりくるくる回ったりしていて
随分懐いているようにも見える。
壱子さん
(無理やり連れて行かれたと言っても
子供はお義母さんのこと
好きなんだろうな…)
ママ友Aさん
「ねぇ、チビ理央ちゃんのところ
おばあちゃんがきてますね。
ママは体調でも
悪いんですかねぇ。」
壱子さん
「あ、あぁ、そうですね。
Aさんはチビ理央ちゃんママと
仲良いんですか?」
ママ友Aさん
「あ、いやいや。
この幼稚園に入ってからずっと
コロナで行事が
少なかったじゃないですか。
だからむしろ私あんまり
話せるお母さんいなくて。」
壱子さん
「あー、私もそうです。」
そんな話をしていたら、
理央さんの義母が
隣を通り過ぎる。
チビ理央ちゃん
「あー、チビ壱子ちゃんたちー
バイバイ!」
チビ壱子ちゃん
「バイバイ!」
省吾の母(理央さんの義母)
「あぁ、クラスのお友達?」
チビ理央ちゃん
「うん!」
省吾の母(理央さんの義母)
「こんにちは^_^
いつもお世話になってます。
これからもチビ理央を
宜しくお願いいたします。」
チビ壱子ちゃん
「あぁ、宜しくお願いします」
品の良さそうな、
優しそうなお義母さん。
こんなお義母さんが
理央さんに酷いことを言ったのか?
チビ理央ちゃん
「ばーば、きょうね、あのね!」
チビ理央ちゃんは、
おばあちゃんに嬉しそうに
話しかけながら、
二人は手を繋ぎながら去っていった。
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シーズン1〜14までと、私がブログを書く理由はこちら
楽天ROOMが出来ました
ブログではあまりご紹介していない
アラフォーパンダのメイク用品について
主に載せていきたいと思います