最近どんなワードにも

興味津々のチビパンダ。

 

 

 

チビぱんだ

「ねぇママー。

 

かちぐみってなぁに?」

 

 

 

 

 

「ぎょ」

 

 

 

 

 

これはまた、

なかなかな質問ですね。

 

 

 

 

 

 

「その言葉、

 テレビか何かで聞いたの?」

 

 

 

 

 

チビぱんだ

「そうだよ。

 

 パンちゃんは

 アヒル組さんだけど

 かち組って、どんな組??

 

 ジャンケンの

 勝つとか負けるとかのやつ?

 

 勝ってるくみ??」

 

 

 

 

むー。

 

 

 

 

むむむむー。

 

 

 

 

 

「そうだなぁ。

 なんだろなぁ。」

 

 

 

 

 

チビぱんだ

「あの人勝ち組ねぇ。

 私も勝ち組になりたぁーい。

 

 

 って、言ってた。」

 

 

 

 

 

なるほどね。

 

 

これからきっと

テレビとかネットなんて

見せても見せなくても

 

子供の耳にだって

お友達から、日常から

いろんな言葉が

あっちこっちから入ってくる。

 

 

だからどんなことしたって

子供に聞かせたいことばかりが

入ってくる世の中じゃない。

 

 

 

だからこそ

子供に何か聞かれたときは

 

答えられる人でありたいと

 

 

 

思いつつ。

 

 

 

 

わからんもんは

わからん。

 

 

 

 

 

なので

 

 

 

 

 

「それねぇ、ママもよく

 わからないんだけどさぁ

 

【自分や人のことを

 (勝ち組)とか

 言わない人のこと】が

 

 本当は、勝ち組さんなのかも

 しれない。

 

 つまり言葉って

 

 存在はしてるんだけど

 口に出さない方がいい言葉もある。

 

 

 ……難しいねぇ。

 パンちゃん。」

 

 

 

 

私ったら、4歳児に

何をこむずかしく

説明しているのだろう。

 

 

 

 

 

 

むー。

 

 

 

 

チビぱんだ

「ムー」

 

 

 

 

 

チビぱんだが、

超絶きょとんとしている。

 

きょとん中の

きょとんをしている。

 

 

 

 

 

「パンちゃん。

 

 ママにも難しいなって思う言葉、

 今でもいっぱいあるんだけど

 

 多分人は、

 そういうことを学ぶために

 お勉強するんだろうな。」

 

 

 

 

 

チビぱんだ

「しょっか。

 

 

 パンちゃん、

 お勉強好きだから。」

 

 

 

 

 

と、てくてく去ってゆき

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……プリキュア見てるな。

 

 

 

 

…なんかちょっと

違う気もするな。

 

 

 

 

 

チビぱんだ

「パンちゃんは、

 悪い人を退治する

 おべんきょう中なのよ。」

 

 

 

 

なるほど。

 

 

 

確かに4歳児にとって

生きていること全て

 

全力でお勉強。

 

 

 

40歳児も、

お勉強頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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