先日、
どうしても決まった時間までに
返さなければいけないメールがありました。
私
「ねぇパンちゃんごめんね。
ママ、これから少しの間
お仕事するからね。」
とだけ言って、
チビパンダには
ディズニーの映画を見せている横で
パソコンをしていました。
チビパンダ
「ねーママほら見てー。
うしゃぎしゃんの
ベッド作ったんだよ。」
私
「うん、可愛いね。(棒)」
パソコンカタカタカタ
チビパンダ
「ねーママ見てー
ぷりんしぇしゅが、歌ってるよ!」
私
「え、うん、すごいね(棒)」
パソコンカタカタカタカタカタカタ
チビパンダ
「ねぇママー、
パンちゃん
カチューシャ付けてみたの!」
私
「うん、可愛いと思うよ(涙)」
(目線はパソコン。)
だってこのペースで話しかけられると
間に合わない……
チビパンダ
「ねー、ママー」
私
「(パソコンカタカタカタカタカタカタ)」
そして
チビパンダ
「ねぇママ!パンちゃんの
おはなし
きいてよ(´;Д;`)」
はっ。( ゚д゚)
慌てて手を止めると、
とっても悲しい顔をして
カチューシャをつけたチビパンダが
私をじーっと見ていました。
あぁ…
チビパンダの前で
パソコンはしないようにって
決めてるのに…
そう思ったら、なんだか私の方が
悲しくなってきて、、
私は、
チビパンダを抱きしめました。
でも、、、
このままこの仕事を
やらないわけにはいかなくて。
それで
私は一旦パソコンを閉じて
チビパンダの目をしっかり見て
言いました。
私
「ねぇパンちゃん。
さっきはいっぱい話しかけてくれたのに
本当にごめんね。
だけどね、ママ今はどうしても
大切なお仕事があるの。
すぐに終わるためには
一生懸命集中して、
プリンセスがお城に着くまでに
終わらせたいの。
わかるかな。」
チビパンダ
「うん・・・。」
私
「おぉぉ、じゃあプリンセスが
お城に着いたら、
ママと一緒にドーナツ食べない?」
チビパンダ
「食べる!!」
私
「じゃあそれまでにママも頑張るから
パンちゃんは静かに
プリンセス見れるかな。」
チビパンダ
「うん!見れる!!」
それから20分ほど、
チビパンダは本当に、
一度も私に話しかけることなく
黙ってディズニーの映画を
一人で見ていました。
私
「よし!終わり!!
パンちゃんありがとーー!!」
チビパンダ
「パンちゃん、
おりこうに待ってたの!!」
20分後のチビパンダは、
とても頼もしい顔つきになっていました。
まだ3歳のチビパンダ。
もちろん時々、
あんぎゃーふんぎゃーいやじゃー
むりじゃーコンニャロー
と、ウイリー気味で
完全にコントロール不可な
わがまま爆発シーンもありますから
その度に私の方も、
うおー、なんで今そんなこと言うのー!
どかーん!
となっていることもありますが
こうして話し合える場面も
少しずつ増えてゆくのですね。
叱るとか、話し合うとか、
諭すとか、語りかけるとか
仕事をしていると
大人になった若いスタッフにでさえ
大事なことをうまく伝えるのは
とても大変なので
私も親として、何かを伝えたい時
どんな方法が最善かなんて
全然わからないのですが
とにかく今は、
目を見て、抱きしめて
褒めて、伝えてゆくことを大切に
ママ3年目をなんとか
歩んでいる日々なのです。
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