シーズン3 登場人物
主人公 紀子(ノリコ)さん
…40歳の働く主婦。一人息子は高校生。
美容オタクで、スタイルが良くて美人。
料理はプロ級にうまい。
紀子の夫 マサル
…紀子さんの大学時代の先輩。
都内で祖父の代から引き継いだ不動産会社を経営。
スマートで男女問わずモテる。
紀子の親友 真子
…紀子とは高校時代からの親友。
紀子たちの結婚式で健二に一目惚れされて結婚。
娘が二人いる。
真子の夫 健二
…マサルと大学時代のサークル仲間。
普段はマサルとよくサーフィンに行っている。
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今日の午前中は、
近くでラフティングを行うことになっていた。
子供たちはこれを
とても楽しみにしていた。
どうしてこんな時に
あんなメールを見つけてしまったんだろう。
勿論普段なら、
マサルの携帯を気にしたりすることはない。
けれど昨日はつい見てしまった。
紀子さん
「大丈夫。ちょっと寝不足なだけだよ。
元気だから行くよ。」
紀子さんは無理して
朝食を口に運んだ。
ほどなくして、
それぞれの家族は部屋に戻り
準備を終えると
それぞれの車で向かうべく
ロッジの駐車場で
2台並んだ車のトランクに
荷物を詰め込んでいた。
真子
「ねぇねぇ運転手はそれぞれ
健二とマサルさんでしょ。
その二人以外たまには
ちょっとシャッフルしようよ!」
突然飛び出した訳のわからない提案に
何も知らない子供たちは
大喜びだった。
紀子は渋々その案に乗り
グーかパーを出して
組分けをすることになった。
「グッパッパー」
結果は、
まさかのやつだった。
グーを出したのは
息子と真子の娘二人。
パーを出したのは
紀子さんと真子だった。
真子
「すごーい、何これー。
大人チームと子供チームーだねー。
じゃあ、子供たちは
子供な健二パパのところー。
そして私たち二人は
マサルさんのところねー。」
子供たちはキャーキャー言いながら
健二さんの車に乗り込んだ。
……。
……すいません
そろそろパンダ、言います。
言わせてください。
なんでやねん!
なんで紀子さんが今から
真子とマサルとの3人で
カオスなドライブを
しないといけないのか。
けれど、このシュチュエーションで
断るのはおかしい。
乗るしかない。
マサルの顔が一瞬
引きつったようにも見えた。
マサル
「助手席は、紀子だな。」
マサルにそう言われて
腹が立つのに
泣きそうだった。
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目覚ましで起きるより
日差しで起きるのが脳に良いと聞いて
目覚ましカーテンを購入してみました。
頭がよく・・なるわけではないのかな。
最安値のはすぐに売り切れちゃいますね。